【無に帰す】PL22節 ウルブス v アーセナル 試合結果
- 2021.02.03
- Premier League
- 20/21 Premier League, Bernd Leno, David Luiz, Mikel Arteta, Nicolas Pépé

これが、ユナイテッドの呪いか。
誰も振り返りたくないであろう、ウルブスを振り返ろう。
Match summary
試合の結果と、記録について少々。
試合結果
Wolverhampton Wanderers 2-1 Arsenal
ウルブス:R Neves (45+5′ pen)/ J Moutinho (49′)
アーセナル:N Pepe (32′)/ D Luiz (🟥 45+3′)/ B Leno (🟥 72′)
レフェリー:Craig Pawson
ウルブス v アーセナル
グラニト・ジャカがアーセナルプレイヤーとして、200試合目を迎えている。
2016年にデビューして以降、最も試合に出ているのがジャカのようだ。(次点でヘクターベレリンの154試合)
スターティングは、見慣れた面々が並ぶが、ベンチにはピエール・エメリク・オバメヤンが入った。
Arsenal substitute
45′ A Lacazette ⇔ G Magalhães
61′ N Pepe ⇔ P Aubameyang
75′ T Partey ⇔ R Rúnarsson
注目のトピックス
【0-1】稀に見る好スタートのアーセナル
開始早々、トーマスのパスからサカが抜け出してポスト直撃のショットを放つなど、かなり良いリズムで試合に入っていったGunners。
オフサイドでゴールが取り消されてしまうこともあったが、集中を切らさず、ペペのゴールで先制に成功している。
なおペペはこれで、今季PL4ゴール目、出場したアウェイマッチ3試合連続で得点中だ。
【1-1】前半AT ダヴィド・ルイス退場
その後、ウルブスも落ち着きを取り戻したか、試合は膠着状態に。
ウルブスの勢いに乗ろうとしたときに容赦なく削ってくる様は、PLらしいフィジカルと狡猾さを感じさせた。
ただ、『前半はこのまま終わるだろう』と思った矢先、ファウルの笛が鳴る。
ダヴィド・ルイスにレッドカード&PK献上…、あっという間だった。
ちなみにダヴィド・ルイスは、これでアーセナル加入後3回目のレッドカード、6つ目のPK献上を記録。
当然、この期間における断トツのワースト記録である。
ただ、今回に限って言えば、ダヴィド・ルイスに同情する。
Half Time: Wolves 1-1 Arsenal – That’s not a red card although you can’t help but feel David Luiz’s reputation precedes him there. Arsenal have controlled large parts of the game with Partey and Saka both impressing again. #WOLARS pic.twitter.com/TuvIGfb1wj
— Chris Wheatley (@ChrisWheatley_) February 2, 2021
ハーフタイム:Wolves 1-1 Arsenal
レッドではないが、後の祭り。
彼に対する印象も判定に加わっているように思う。
アーセナルは、パーティとサカが絶好調のようだ。
【2-1】数的不利で追う展開…
CBダヴィド・ルイスが退場になったことで、後半はFWラカゼットを下げて、ガブリエルを投入したアーセナル。
状況が状況なだけに、敵地で1ポイントだけでもふんだくろうと思ったのだろう。
しかし、49分に失点したことでプランは崩れ去った。
ジョアン・モウチーニョのショットが鮮やかにトップコーナーに突き刺さり、レノはノーチャンスだった。
ベルント・レノ退場で9人のアーセナル
前半のウキウキした雰囲気から一転、追う展開となってしまったため、ペペを下げてオバメヤンをピッチに送り込んだミケル・アルテタ。
しかし、それでも事態は改善されぬまま、2人目の退場者を出してしまう。
72分、GKベルント・レノが目測を誤り、エリア外でハンド!
試合が決した瞬間だった。
無敗ストップ、遠のくトップ4
後半、アーセナルは枠にショットを放つことすらなく、敗北した。
7戦未勝利(D2/L5)を経て、7戦無敗(W5/D2)と、どうにか借金返済に奔走してきたが、大事なところで失速してしまった。
選手採点 by Skysports
Wolves 2-1 Arsenal: David Luiz and Bernd Leno sent off as nine-man Gunners implode at Molineux
Wolves
Patricio (7), Boly (7), Coady (7), Kilman (6), Semedo (5), Moutinho (8), Neves (7), Neto (7), Traore (6), Podence (7), Willian Jose (7).
Subs: Vitinha (6), Dendoncker (6), Silva (n/a).
Arsenal
Leno (3), Bellerin (5), Holding (6), Luiz (4), Cedric (6), Partey (6), Xhaka (6), Pepe (7), Smith Rowe (6), Saka (7), Lacazette (5).
Subs: Gabriel (6), Aubameyang (5), Runarsson (6).
Man of the Match
Joao Moutinho
HIGHLIGHTS | Wolves vs Arsenal
アルテタ『9人だと勝つのは不可能』
Arteta press conference: every single word
結果について
- 前半、優位に立てていたときにリードを広げなければならなかった。
- 失点して数的不利に陥ってからは、本当に難しい状況に追い込まれてしまった。
- 判定について、5つの異なる角度で10回リプレイを見たが、接触は見られなかった。
ダヴィド・ルイスだから退場に?
- そういう風には、考えたくない。
- 確信を持って判定を下しただろうが、私にはわからなかった。
退場が試合を決めた?
- 当然、試合は変わった。
- プレミアリーグで45分間、10人になれば試合が変わるのは必然。
- 選手はやる気に満ちていたが、ベルントが退場になり、9人になったことで勝つのはほぼ不可能になった。
無敗記録がレッドカードで台無しに
- この負け方は、本当に痛い。
- チームが進化し、チャンスを多く作ったことなど、ポジティブな面はあった。
- しかし、結果はゼロポイント、2人の重要な選手を失ってしまった。
レノ退場、マット・ライアンは?
- 筋肉に問題を抱えていて、ここ2日間はトレーニングできていない。
- 数日以内の復帰を期待している。
ダヴィド・ルイスのレッドに抗議する?
- 現段階で『よし、抗議文を送ろう』とは言えない。
- クラブ内で精査して、最善の決断を下す。
おわりに
いやあ、しんどい。
やはり論点は、ダヴィド・ルイスの退場シーン。
アーセナルの負けが変わることはないが、なぜアーセナルだけこんなにもカードが出されるのだろうか。
不思議だ。
Round | Opponent | Result | Position |
1 | ![]() |
Win | 1 |
2 | ![]() |
Win | 3 |
3 | ![]() |
Loss | 5 |
4 | ![]() |
Win | 4 |
5 | ![]() |
Loss | 5 |
6 | ![]() |
Loss | 11 |
7 | ![]() |
Win | 9 |
8 | ![]() |
Loss | 11 |
9 | ![]() |
Draw | 12 |
10 | ![]() |
Loss | 14 |
11 | ![]() |
Loss | 15 |
12 | ![]() |
Loss | 15 |
13 | ![]() |
Draw | 15 |
14 | ![]() |
Loss | 15 |
15 | ![]() |
Win | 15 |
16 | ![]() |
Win | 13 |
17 | ![]() |
Win | 11 |
18 | ![]() |
Draw | 11 |
19 | ![]() |
Win | 10 |
20 | ![]() |
Win | 9 |
21 | ![]() |
Draw | 10 |
22 | ![]() |
Loss | 10(暫定) |
23 | ![]() |
– | – |
24 | ![]() |
– | – |
次は、アウェイでアストンヴィラ。
ただただ怖い。
マット・ライアンは間に合うのだろうか。
ひとまず、以上。
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