ローンプレイヤーの今季を総括(ヤングガン編)

ローンプレイヤーの今季を総括(ヤングガン編)

もう、20/21シーズンも終わるということで、来季のキットが続々とアナウンスされている。

クリスタルパレス戦でさっそくお披露目されるとのこと。ということはシーズン最後のホームマッチは新ホームユニで戦うのだろうか。

アーセナルを愛する者たちにとっては、辛いシーズンだったが、コロナ禍で資金繰りに苦労したからこそチャンスを掴み取ったプレイヤーも多くいる。

シニアクラスのローンプレイヤーだけでなく、若手も多くの選手が武者修行に出されていた。

これは、先日のフィードバックの続きである。(ローンプレイヤーの今季を総括(レギュラー編)

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿 Championship

オセイ・チュチュ(カーディフ)

Summary
  • 2020/8/25~2021/5/31までのシーズンローン。
  • 正念場のシーズンだったが、怪我で棒に振ってしまった。
  • 37試合を欠場し、9試合しか試合に出れなかった。
  • 9試合/0G/0A、プレイタイムは647分、Rating, 6.78。

昨季はシーズン再始動後、ウイングで得点を量産して名を挙げたオセイ・チュチュ。

22歳になって挑む今季は、RBとして開幕から5試合連続先発出場を果たし、非常に明るいスタートを切った。

しかし10月にハムストリングを負傷してしまい、ようやく復帰したと思ったら、シーズンも終盤。4月だった。

復帰後も新たな怪我が見つかり、足首の手術(Ankle Surgery)で早めにローンを切り上げている。

 

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想像していたようなシーズンではなかったが、それでもこの経験とカーディフのシャツを纏う機会を得られたことに感謝している。

すべての選手、スタッフに感謝するとともに、来シーズンの飛躍を祈っている。💙💙💙💙

評価

ブンデスリーガ2部から、今季はイングランド2部へ。

ここで印象を残せれば、ファーストチーム入りも夢ではなかったが、結果はついてこなかった。

契約年数がわからないため、来季があるかは不明なものの、ここ最近のパフォーマンスを見れば売却路線を走っていると言われても致し方なし。

 

ベン・シーフ(コヴェントリ)

Summary
  • 2020/9/4~2021/5/31までのシーズンローン(買取OP有)
  • 主力としてフル出場を記録するも、徐々にプレイタイムを減らしていった。
  • それでも、ローン組では最多クラスのプレイタイムを獲得。
  • 32試合/0G/1A、プレイタイムは1.971分、Rating, 6.47。

昨季、英3部ドンカスターで主力だったこともあって、今季に懸ける思いは並々ならぬものがあったはず。

20/21シーズンは、アーセナルでプレイしたい!』そんなことを語っていた。

しかし、結局は英2部へのシーズンローン、それも買取OP有りという契約内容だった。

ただ、曲がりなりにも3部から2部のステップアップであり、見返すチャンスも残っていた。

契約との兼ね合いからか、後半戦はプレイタイムに波が出たものの、一貫してレギュラーのひとりであり続けたシーフ。

1.971分という逞しいプレイタイムを記録することに成功したのだった。

評価

16歳の頃にウエストハムからアーセナルに加わったベン・シーフも、もう23歳。

個人的にはゴルフを嗜むシーフの動画が印象に残っている。

それはさておき、17/18にアーセナルデビューを果たした男とは、ここでお別れなのだろうか。

football.londonのChris Wheatleyは、今季を以て退団すると予想していたが果たして。【Loan watch】アーセナル、夏の大セール計画!

契約年数は2022年までとか、2021年までとか色々書かれていてよくわかっていない。

 

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿 League One

今季は、このカテゴリにかなりのタレントを送り込んでいるアーセナル。

結果としてSteve Bouldが指揮するArsenal U23の強度が落ちてしまい、ディビジョン2降格の危機に見舞われたりもしたが、成果はいかほどか。

マット・スミス(チャールトン)

Summary
  • 今季はスウィンドンで主力としてプレイしたのち、冬にチャールトンへ。
  • スウィンドンでは、チームは不調だったがコンスタントにプレイ。
  • 2月から上位チームのチャールトンに移ったが、ほとんど出場していなかった。
  • 32試合/2G/3A、プレイタイムは2.326分、Rating, 6.52。

FAカップ優勝時のスクワッドメンバー、マット・スミス(Matt Smith)。

今季が初めてのローンということで、どういった扱いを受けるか気になっていたが、見事なシーズンを過ごしている。

CMを主として、中盤のあらゆるポジションでプレイした今季は32試合に出場して25先発だった。

ただ彼もベン・シーフ同様、後半戦は『not in squad』で消化することになった。

 

タイリース・ジョン・ジュールス(ドンカスター)

Summary
  • 昨季に引き続き、英3部で励むも再び怪我に悩まされた。
  • シーズンの大半を治療に充てることなり、21試合の出場に留まった。
  • 21試合/5G/3A、プレイタイムは1.369分、Rating, 6.76。

次はコミュニティシールドのスクワッドメンバー、タイリース・ジョン・ジュールス(Tyreece John-Jules)。

悲しいことに、今季も怪我の壁にぶち当たった。

10月に太腿の問題で1ヶ月以上離脱すると、復帰して間もなく肉離れで再離脱、31試合を欠場した。

4月17日に戦線復帰を果たすと、そこから7試合すべて出場して2G1Aと猛チャージをかけてシーズンを終えた。

 

マーク・マクギネス(イプスウィッチ)

Summary
  • 初めてのローンだったが、怪我もなく充実したシーズンだった。
  • アイルランドU21としてのデビューも飾っている。
  • 27試合/1G、プレイタイムは2.389分、Rating, 7.21
【Loan watch】DFマーク・マクギネス、初得点で勝利もたらす

もともと、3部クラスなら十二分に通用すると言われていた、マーク・マクギネス(Mark McGuinness)

その前評判通り、フィジカルレベルも十分でソリッドなパフォーマンスを披露した。

驚きなのは、使われた試合すべてをフル出場で戦い抜いていること。

MoMに選出された試合も複数回あって、レーティング『7.21』と、眩しい好成績を収めた。

もう、このカテゴリは卒業で良いのではないだろうか。

 

ダニエル・バラード(ブラックプール)

Summary
  • A代表デビューを飾り、マクギネス同様充実したシーズンを過ごす。
  • 当初は短期ローンだったが、ブラックプールの信頼を得て延長を掴み取った。
  • 32試合/2G、プレイタイムは2.705分、Rating, 7.21

 

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北アイルランド代表デビューを果たし、早くも単独インタビューが出るなど注目を集めたダニエル・バラード(Daniel Ballard)。

レーティング『7.21』も素晴らしいが、クラブのサポートも大きかった。

コロナ禍で予算立てが難しいときに、ローン延長を提示してくれたブラックプールに感謝だ。

彼もまた、このカテゴリからは卒業しても良さそうだ。

個人的には21歳という年齢もあるし、早めにファーストチームに引き上げてほしい。

オフェンシブ系のティーンエイジャーは昇格が早いが、彼らのポジションはなかなかチャンスがやってこないのは少し不憫。

ダニエル・バラード『挫折ばかりのアーセナルキャリア』

 

その他。

トレイ・コイル(Trae Coyle)シーズンローンでGillinghamに加わるも、冬にU23へ復帰。21試合/4G/プレイタイム831分。

ゼック・メドリー(Zech Medley)Gillingham入りするも、冬にKilmarnockへ。28試合/1G/1701分。

デヤン・イリエフ(Dejan Iliev)Shrewsburyの3試合のみ。26歳になりU23からも弾き飛ばされてアーセナルに居場所がない。

ハリー・クラーク(Harry Clarke)ハリー・キューウェル監督のもと、39試合に出場して3.305分のプレイタイムを稼いだ。英4部ながらレーティング6.81と優秀なパフォーマンスを披露。

ジェームズ・オラインカ(James Olayinka)ローン延長で充実したシーズンかと思いきや足首靭帯断裂で失速。21試合3G/1.524分。

 

おわりに

アーセナルアカデミーについて、『なかなかDFって育たないよねー』なんて言っていた時期もあったが、ちゃんと育っている。

問題は彼らを適切な時期に引き上げて、試せるかどうか。

数シーズン前であれば、EFLカップやFAカップで起用することもできたのだが、最近はカップ戦でもAチームを投入しないといけないレベルに発展しているため、なかなか難しくなってしまった。

メルテザッカーの日々のレポートがミケルの目に留まることに期待しよう。

 

そういえば、以前ミケルが『もしどこかのポジションを補強することになったら、まずはアカデミーをチェックする』と言っていたっけ。

アカデミーにいなかったら外に探しに出る、それくらいアカデミーを重要視していると。

 

今夏のアーセナルは、フルバックを探す旅に出るのだろう。

ローンに出されていたフルバックは、オセイ・チュチュゼック・メドリートラジ・ボラ

うーん、こればっかりは外に探し出たほうが良さそうだ。

 

 

ひとまず、以上!

 

Arsenal Loans 20/21

ブンデスリーガ
ラ・リーガ
リーグ・アン
プレミアリーグ
  • ジョー・ウィロック(ニューカッスル)
  • エインズリー・メイトランド・ナイルズ(WBA)
イングランド2部
イングランド3部
イングランド4部
  • Harry Clarke/ハリー・クラーク(オールダム/短期→延長
  • James Olayinka/ジェームズ・オラインカ(サウスエンド/短期→延長
アイルランド1部
  • Joseph Olowu/ジョセフ・ オロウ(→英5部ウィールドストーン
オランダ2部
  • Zak Swanson/ザカリー・スワンソン(→復帰

 

ローンプレイヤーの今季を総括(レギュラー編)

 

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