キーラン・ティアニー『中村俊輔は憧れ & アルテタの凄さ』

キーラン・ティアニー『中村俊輔は憧れ & アルテタの凄さ』

さて、今日のアーセナルトピックをみなさまと共有したく存じます。

先日のレノのインタビュー(ベルント・レノ『オバメヤンは嫌い、コラシナツはタンク。』)に続いてティアニーもFIFA20のインタビューを受けていたようだ。

気になったところをピックアップしてみた。

それにしても、スコティッシュイングリッシュはクセが強い。

 

キーラン・ティアニー『中村俊輔、アルテタ….』

フットボールで思い出す最初の記憶は?

父とレッド・アッシュ・パーク(red ash parks)に行った時のことかな。

中に入るには、フェンスを飛び越えなきゃいけなかったね。

それで、お互いに向き合ってただシュートを打っていたよ。

たぶんそれが一番最初の記憶。たぶん3歳くらいだったはず。

セルティック一色の家庭ってどんな感じ?

みんなが大のセルティックファンだった。

父と叔父がサポーターズバス(supporters’ buses)を持っていたから、いつも乗っていた。

バスに乗って、フットボールを見に行くのが子供の頃の夢だった。

友達も呼んで、みんなでバスに乗って、とにかく最高だったよ。

若くしてセルティックと契約、どう思った?

当時少年サッカークラブでプレイしていて、7歳だったけど学年が上のUnder 9’sでプレイしていたんだ。

左MFでプレイしていたよ。若い頃はかなり速かったんだ。

ある日の試合終わりに、コーチが父を叫んで呼び止めていた。

それで、10分か15分くらい話していたかな。

特になんとも思っていなかったけど、戻ってきた父が「セルティックのトライアル参加の話がきている」と言った。

試合の内容は覚えていない。良いプレイだろうが、点を決めようが、自分にそんな話がくるなんて思いもしなかった。

それから友達や家族に話をして、数年は少年サッカークラブとセルティックの練習を並行して続けたよ。

そして、10歳の時にセルティックと正式に契約したんだ。

フットボール人生の見本は誰?

ロベルト・カルロス(Roberto Carlos)。

速くて強くて、僕が尊敬してやまないレフトバックだ。

子供の頃はみんなして彼のフリーキックを真似たけど、結局再現はできなかったよ。笑

あと、中村俊輔も左利きだったこともあって、リスペクトしていたね。

彼のフリーキックは、まさに異次元のレベルだった。

初めてプロ契約を結んだ時のことを覚えてる?

14歳か15歳のときまでセルティックのスクールにいたんだけど、2年目の終わりに契約可否を通知されるんだ。

僕は、チームでも最後のほうに通知された一人だった。

3年契約を掴み取った人もいれば、ダメだった人もいた。

当時の僕は、試合には出られず、ベンチに座ってばかりだった。試合に出るために、年齢層を下げてプレイもした。

父から「ダメだったら他のクラブに移るか、仕事に就くことを考えなさい」と言われたよ。

試合に出ていなかったから、契約のオファーもないだろうと思ったんだ。

父は屋根職人だったから、見習いとしてその道を歩むことも考えていた。

でも最後の最後で、1年契約のオファーを勝ち取った。

他の人は3年契約が主だったけど、チャンスを掴むことができて本当に嬉しかったのを覚えているよ。

セルティックからアーセナルへの移籍

ただただ眠れなかった。とても難しい決断だったから。

アーセナルがBigということはわかっていた。巨大なリーグの巨大なクラブだ。

明らかに素晴らしいオファーだったんだけど、何がベストなのかを考えてしまい、眠れない夜が続いたね。

アーセナルは、とにかくでかいクラブだ。

僕はここで、ペペ、エジル、ラカゼット、オバメヤンといったメンバーと毎日トレーニングしている。

世界最高の選手たちとやりあっているんだ。

ミケル・アルテタについて

彼のビデオミーティングをすべて見てきたけど、試合前、試合後の彼の分析によるフィードバックは本当に素晴らしい。

冬のドバイキャンプでは、彼との1対1のセッションがあったんだけど、そのときはもう感動したね。(【ウインターブレイク】UAEドバイを満喫する、アーセナル御一行

リハビリについても、多くのことを彼から教わったよ。

(具体的になにが凄いんだろう?)

試合について、何が起こるのか、どのようにして起こるのか、何をすべきなのか、どこからプレスをかければいいのか、なにを選択すればいいのか、と多岐にわたるシチュエーションをよく把握しているんだ。

僕も左ミッドフィルダーとセントラルミッドフィルダーのポジショニングを理解できれば、今のプランにうまく噛み合っていけると思う。

全員が一つの脳で動くから、隙きがなくパーフェクトなんだ

うまくいけば、プレイする機会を得て、フィットネスも回復して、さらに自信をつけていけると思うよ!

 

中村俊輔とキーラン・ティアニー

中村俊輔のドキュメンタリーに幼きキーラン・ティアニーが出ている。

キアラン・タイアニーとして、インタビューに応えている。

可愛らしくも、怒ると怖そうな風貌だ。

ロイ・キーン(Roy Keane)やジャック・ウィルシャー(Jack Wilshere)を思い出す。

 

アルテタ・アーセナルでは、未出場のティアニー

すっかり忘れていたが、アルテタ・アーセナルになってからまだティアニーは試合に出ていないのであった。

12月のウエストハム戦で肩を脱臼して、そこから戦線を離脱していた。(【笑顔のアーセナル】PL16節 ウエストハム v アーセナル 試合結果

そのときのマネジャーは、暫定監督のフレディ・ユングベリだった。

 

アルテタがアーセナルマネジャーに就任したときに、ティアニーの手術が終了している。(【アルテタの初戦は古巣?】PL18節 エヴァートン v アーセナル プレビュー

 

ジャカと連動するLBの仕事

アルテタが就任してから、ティアニーの言うように、全員がひとつの脳で動いているようなアーセナル。

LBの仕事のひとつとして、グラニト・ジャカと連動することも欠かすことのできない仕事である。(【穴埋め作業員】アーセナルにおける、ジャカの重要な役割

 

先日のレノのインタビューでも綴ったように、最近のフットボールの世界では、以前よりも更に上の頭の良さが求められているように感じる。(ベルント・レノ『オバメヤンは嫌い、コラシナツはタンク。』

 

これが、戦術理解というものなのか。

高度なシステムで動いている今のアーセナルで、明確に脱落してしまっているのがエインズリー・メイトランド・ナイルズだろう。

彼はアーセナルで、うまく融合できるのだろうか。(輝きを増すブカヨ・サカと影に隠れていくメイトランド・ナイルズ

 

おわりに

中村俊輔の名前が出てきて、素直に嬉しかった。

フットボールの本場であるイギリスで、熱狂的なセルティックで、レジェンドとして語り継がれているのだから本当に凄いことだ。

 

 

ひとまず、以上!