メスト・エジル『評価が正当ではないと感じる』

メスト・エジル『評価が正当ではないと感じる』

さて、今日のアーセナルトピックスをみなさまと共有したく存じます。

今回は、The Athleticのエジルのインタビューを見ていこう。

アーセナルにヘイトが溜まった頃に、独占インタビューに応じてきたエジル。

 

過去には、ウナイ・エメリとの確執の件でThe Athleticのインタビューに応えている。

エメリのアーセナルが低迷し、その原因のひとつにエジルの不在があるとされてきた。

 

そして、ドンピシャのタイミングで記事がリリースされ、エジル擁護の空気が出来上がった。

アーセナルのメスト・エジル、沈黙を破る!

エジルの発言を受けてウナイ・エメリ『扉は閉ざされていない』

 

今回のインタビュー記事は、アーセナルのスタッフ解雇騒動&新戦力獲得でクラブのお金の使い方が道理に反しているのではないかといった見方が強まったときにリリースされている。

【鉄壁】メスト・エジルの理論武装

メスト・エジルのように意見が分かれるスポーツ選手は、そうはいない。

31歳の能力は明らかだが、この件は複雑なようだ。

アーセナルで、彼の身に起こったことを彼の言葉で紐解く。

 

今夏にアーセナルを退団するのか?

なぜ彼は、12.5%のペイカットを拒否したのか?

ウイグルのイスラム教徒弾圧に声を上げたことが、そもそもの始まりだったのか

Mesut Ozil exclusive: ‘Pay cuts were rushed so I did what I believed was right’

 

契約の正当性を訴える 『最後まで戦う』

  • 契約を全うする。
  • 退団時期などは、自分が決めること。他人に介入される筋合いはない。
  • ロンドンという土地・クラブ・人を愛しており、気持ちも切れていない。
  • チームを助けたいし、それが出来ると思っている。

 

試合に出れない日々 『プレイで判断してほしい』

  • やる気はある。娘が生まれ、気持ちの面でもそれは強くなった。
  • 怪我はしていない。フィットしており、準備は整っている。
  • コーチの判断は尊重するが、しがらみに囚われず、ピッチ上のことで決めてほしい。
  • ペイカット拒否といった事柄が、今に影響を及ぼしているように思える。
  • 事実、プレミアリーグ再開後は、パフォーマンスを見せるチャンスすら与えられていない。

 

給与カット拒否騒動を振り返る

【来季はCL】アーセナル、給与削減の合意のお知らせ

  • 給与削減を拒否した理由は、疑問を解消できなかったから。
  • 給与の先送りを経て、課題が明らかになった上でペイカットとなれば納得いくものだが、十分な説明がなかった。
  • ヤングプレイヤーにとっても、この方法はフェアじゃないと思って拒否をした。
  • チャリティは慈善活動であって、アピールの場ではない。
  • 拒否を申し出た選手は、私以外にもいたはずだが、自分の名前だけがメディアに晒された。
  • スケープゴート、生贄にされたといった印象を受けるし、圧力を感じる。

 

放出に動いているアーセナルFCについて

放出候補に浮上したメスト・エジル

  • 選手が退団を望んでいても、クラブが受け入れなければ残留確定となるもの。
  • 同様に、クラブが放出を望んでも、選手が拒否をするのなら受け入れられるべきだと思う。
  • 私は、退団を望んでいないのだからクラブは選手とともに問題解決に動くべき。
  • 2018年の契約延長時、多くのオプションがあったが留まることを決めた。以来アーセナルのために捧げてきた。
出典:skysports.com/

 

ウイグル弾圧に抗議した件

メスト・エジルの新疆ウイグル自治区に関する発言まとめ

  • あれは、中国の人たちに向けて発信したわけではない。
  • 彼らを助けようとしない人たちに向けた抗議だった。
  • 政治に関与しないと声明を出したアーセナルには失望した。Black Lives Matterでは一丸となったのに。
  • 人類は皆平等であり、宗教も肌の色も関係ない。Black Lives Matterは正しい。ただ、ここには多くのイスラム教徒がいるのだから、同じように動いてほしかった。

 

アピール上手なエジルに批判的な声も

このインタビューは、色々な見方が出来そうだ。

だが私に言わせてみれば、心の底からチームに戻りたいと思うのなら、このようなインタビューを受けるべきじゃない。

クラブ内部の人間が、このインタビューを見て、どう思うかは想像に難くない。

 

エジルの言っていることは、至極真っ当だ。

契約というものは、クラブと選手の意見が合致して初めて合意に達するものだし、

正当な判断で起用されていないという疑念を解消するため、ピッチのプレイで判断してほしいという訴え、

給与のカットの件やウイグル抗議の件なども理解はできる。

 

ちなみに給与のカットに関しては、『先送り』という判断をしたクラブは多々あったようだ。

アーセナルは、給与削減という答えありきで、物事が進んでいたと感じても仕方がないだろう。

サッカー=アストンビラ、給与25%の支払い先送りに合意

[25日 ロイター] – サッカーのイングランド・プレミアリーグ、アストンビラは25日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、選手、トップチームのコーチ陣と経営陣が給与25パーセントの支払いを4カ月先送りにすることに合意したと発表した。

サウサンプトン、ウェストハム、ワトフォード、シェフィールド・ユナイテッドも選手の給与支払いを先送りにする意向を明かしている。

アストンビラは最初の4カ月間の様子をみた上で、その後の対応について検討するという。

同リーグではコロナウイルスの影響で先月からシーズンが中断。

アーセナルは選手とコーチ陣の給与を12.5パーセントカットすると発表している。

サッカー=アストンビラ、給与25%の支払い先送りに合意

 

エジルが直面してる事態は好転するか

ウナイ・エメリのときには、『アーセナルを愛している』と言ってGoonerを味方につけることに成功したメスト・エジル。

今回もそのとき同様、誰も口撃することなく、正しいことを述べている。

 

ただ、このインタビューでGooner界隈の空気が変わった感じはないように思える。

やはり、2度も同じようなケースがあると同情は得られにくいか。

 

おわりに

これが、正論ハラスメント(ロジカルハラスメント)というやつか、といった印象を受けた今回のインタビュー。

 

アーセナルFCに入ったからには、どのような選手であっても輝かしいキャリアを築いてほしいものだ。

一方の意見しか聞けないのが残念ではあるが、クラブはなにか動くだろうか。

 

と、思ったら….。

本日付けで、ラウル・サンレヒ フットボール長がクラブを去り、現マネジングディレクターのヴィナイ・ベンカテシャムが今後の指揮を執ることを発表する。 

 

スタッフ55名解雇で共同声明を出していた、ラウル・サンレヒがアーセナルFCを去るとのアナウンスが!

 

これから、どうなるのだろう。

エージェントとのコネクションは生きているのだろうか。

 

不安だが、どう変化するのか楽しみでもある。

深刻な課題が多すぎて、ただ麻痺しているのかもしれない・・・。

 

 

ひとまず、以上!