【Arsenal Q&A】現地ライターが答えるアーセナルのあれこれ

【Arsenal Q&A】現地ライターが答えるアーセナルのあれこれ

さて、今日のアーセナルの話題をみなさまと共有したく存じます。

アーセナル界隈のトピックを発信してくれるライターのJames Benge(ジェームス・ベンジ)

その彼が、Twitter上でGoonerの質問に答えているので一緒に見ていきたい。

目次

現地ライターJames Bengeが答える、アーセナル界隈の今

アーセナルQ&Aに答えようかと思う。

給与のカット、スクワッド、ロックダウン、アルテタについてなど、知りたいことがあれば聞いてね。

Transfer latest, Bukayo Saka contract, Axel Disasi and Thomas Partey deals – Arsenal Q&A live

Q1 選手が給与カットされるのは妥当か

どうして選手が減給を受けるの?

クラブの浮き沈みについてオーナー(大金持ち)が対応するのが当然じゃない?

【来季はCL】アーセナル、給与削減の合意のお知らせ

A1 収入が減ったら、肥大化したコストを見直すのは当然

なにかを変える必要はあった

今回の給与削減に関する是非は、難しいところではある。

しかし、現実的観点で考えると、クラブ収入は確実に減ったし、どんな業界でも収入が減少したらコストの削減検討は当然のこと。

そして、プレミアリーグのクラブにとって最も大きな問題は選手の給与肥大化であることは明らかだということ。

アーセナルのようなクラブが抱える問題は、マッチデイの収入に依存しており(クラブ収入の25%)いつ再開するかわからない点。

そうなれば、なにかしら手を付けなければならなくなる。

CL出場ボーナスについて

繰越という可能性もあるかもしれないが、削減の見返りとしてアーセナルがチャンピオンズリーグ出場でボーナスを得るという情報はあながち間違いではないと見ている。

給与削減で得たもの

選手たちが削減に動いたことで、アーセナルのスタッフが犠牲にならずに済んだ。

当然、代替案はあっただろうが、どれも簡単ではなかったのだろう。

給与がカットできなかった場合は、有望な若手選手を売却する案があったようだ。

クロエンケの対応について

オーナーがどうにかできたという意見は、KSE(Kroenke Sports & Entertainment)が既にクラブの特定の支出を補っているという事実をみてから議論すべきであると考える。

ただ個人的な見解としては、スタン ・ クロエンケであればもっとどうにかできたのではないかとは思う。

現時点ではFFP(Financial Fair Play)のルールで中が見えないが、緩和されたら給与削減の根拠がみえてくるかもしれない。

 

Q2 トレーニングの再開時期について

選手のグループトレーニングはいつになると思う?

今はどんなトレーニングを行っているの?

A2 再開は、未定の状態

トレーニングの開始は未定

ロンドン・コルニーやほかの練習場で選手たちが集まるのは、まだ時間がかかるだろう。

まだ決まった日付は設定されていないが一部のクラブでは、5月の上旬あたりにチームトレーニングを開始する可能性がある。

今のアーセナルトレーニング

アーセナルのトレーニング体制は非常に徹底されている。

彼らは、GPSトラッカーなどの新しいテクノロジーを用い、ロックダウンの早い段階で選手たちに貸与している。

GPSトラッカーは少数のクラブだけが使っており、注目度を増している代物でフィットネスや分析チームが望む、重要なデータが取れる。

トレーニングが再開された際には、非常に貴重なデータになるだろう。

 

Q3 来季に向けた補強の動き

来シーズンに向けて、どこのポジションを補強しに動いているの?

A3 コストはかけられない中で、試行錯誤

アーセナルのリストには4つのポジションが挙がっている

私の見立てでは、アーセナルが補強に動いているポジションは順不同で、CB、RB、CM、FW。

しかし彼らの予算では、すべてのポジションを補強することはできないだろう。

さらにアーセナルがこの夏、大金を費やすことがあれば、給与削減を飲んだ選手からブーイングが起こり、士気のダウンにも繋がりかねない。

ただ、スカウティングはビデオをチェックするなどリクルーティングに時間を費やしているし、経営層は他のクラブの動向をうかがっている。

この点から、財務状況が明確になるまで大金は動かせないだろうが、選手獲得がなされる可能性はあるとみている。

 

Q4 シーズンの締め方について

残りのシーズンの試合をすべて無観客試合で進めるとしたら、アーセナルの収支にどう影響するのかな?

A4 無観客試合にしたところで問題は山積み

すべての問題が解決することはない

19/20シーズンを終わらすことを最優先で考えるならば、無観客試合は納得感で言えば一番妥当な判断ではある。

しかし、それですべての問題を解決するものではない、選手同士の感染を考える必要があるからだ。

アーセナルの選手が、COVID-19に感染した場合はどうするのか。

スクワッドの活動を止めるのか。

ウイルス検査は、優先的に行わせるのか。

その対応は、プロの試合すべてで可能なのか。

アーセナルの医療スタッフがダウンした場合、選手が骨折したときに、どうなるだろうか。

放映権の都合上、夏にはリーグは動き出すだろうが、どうなるかはわからない。

 

Q5 ブカヨ・サカの契約延長について

サカの契約延長は、いつになるの?

A5 進捗はみられない

まだその段階ではない

サカの契約延長の件は、厳しいものになっている。

数ヶ月前の関係者の話では、合意にもっていけるだろうと確信していたがそれ以来、何も進展はなく、兆候もみられない。

私の知る限り、サカの契約延長についての話し合いは長い間、行われていない。

ただ、それは給与削減の交渉にフォーカスしていたからであって、また再開される可能性はある。

アーセナルは明らかにサカにコミットしているが、ボルシア・ドルトムントが興味を示しているのであれば、話を聞いてみたくなるのも頷けるだろう。

サカはヨーロッパでも最高の若手の一人であり、安価であるのならなおさらだ。

彼の代理人が、ジェイドン・サンチョやジョシュ・マジャのような有望選手を海外移籍させ成功を収めてきたことも、考慮しなければならない。

最終的には、代理人はサカのために正しいことをするだろうが、エージェントが長期的視点で物事を考えているかどうか。

そういったこともアーセナルは、認識しておかなければならない。

 

Q6 パンデミックによるオバメヤンへの影響

このパンデミックの経済的打撃は、今夏のオバメヤンにどう影響する?

A6 財布の紐が堅くなるので、影響あり

確実にオバメヤンの去就に影響するだろう

今の状況がオバメヤンのような高給選手に影響を与えないとは考えにくい。

ご指摘の通り、市場は活発ではなくなるだろうし、クラブの投資もより慎重になるだろう。

憶測にすぎないが、30歳という年齢と再リリースに与える影響を考慮し、ビッグクラブが以前ほどオバメヤンを魅力的に思っていない可能性はある。

アーセナルがオバメヤンの価格設定を£100mにしたという話もあったが、高すぎてあまりにも非現実的なシナリオだと思っている。

ともかく、プレミアリーグの今後の計画が明確にならないと先のことはわからない状況にある。

 

Q7 ベレリンが事実上のキャプテン?

ヘクターは、皆からクラブキャプテンとして扱われているの?

A7 交渉テーブルに立った理由は不明だが、彼はリーダー

ベレリンは皆が思うよりもずっと前からリーダーだった

オバメヤンがいるのでベレリンがデファクトであるとは言わないが、ドレッシングルームにそんなヒエラルキー的なものはない。

ベレリンはチームメイトから、特にピッチ外での振る舞いを高く評価されているということはあるだろう。

多くの若手は彼のキャリアの軌跡を辿りたいと思っているし、シニアはフットボーラーとしての彼のプレッシャーとの向き合い方に感銘を受けている。

彼はチームメイトのことを良く気にかけ、ダニ・セバージョスのときは、ノースロンドンに着いたときに住居を探すのを手伝ったり、おいしい店を案内したり、怪我をしたときには医師のゲイリー・オドリスコル(Gary O’Driscoll)と連絡を取り合ったりもしていた。

ヘクター・ベレリンとダニ・セバージョスの友情の絆

給与交渉の選手代表であったベレリン

クラブのPFA代表だからか、なぜキャプテンのオバメヤンではなくベレリンが給与交渉を主導したのかははっきりとはわからない。

聞いた話では、交渉に関わった人たちの中には、オバメヤンに期待していた人もいたようで、ベレリンがリーダーだったことに驚いていた。

ただ彼は長い間、リーダーとして動いてきた。

私よりも彼のことをよく知っている人は、彼とクラブとの絆をアーセン・ヴェンゲルのそれと比較している。

ヴェンゲルの最後の年、ベレリンはペア・メルテザッカー、ローラン・コシエルニー、ペトル・チェフ、ナチョ・モンレアルと共にリーダーだった。

それ以来、彼の知名度はますます高まり、いつしか彼がクラブのキャプテンになることを確信するようになった。

 

Q8 マテオ・ゲンドゥージの今後

ゲンドゥージはどうなると思う?

才能はあるけど、アルテタは彼を好んでいないみたいだし。

売却できたら、それなりの金額にはなりそうだけど。

A8 年齢を考えると、まだまだこれから

ゲンドゥージの今後はまったくの謎

まだ契約は2年は残っているから、今夏の動きを予測するのは難しい。

ゲンドゥージのドバイキャンプでの振る舞いはたしかに感心できないし、わずかな間だが、チームを外されたのは事実。(ゲンドゥージとアルテタ衝突の真相

ただ21歳という若さで、彼は試合をコントロールできる素晴らしいポテンシャルを備えている。

一貫性に関しては、彼の年齢を考えると普通のことと理解できる。

どこかがとんでもない金額を提示しない限り、ゲンドゥージに見切りを付けるのはあまりにも早い。

 

Q9 オドソンヌ・エドゥアール獲得について

オバメヤンとラカゼットが去ったら、エドゥアールを獲得するって噂があるけど、どう思う?

【アーセナル獲得の噂】オドソンヌ・エドゥアール【信憑性低し】

A9 若いが伸びる可能性もあり、ゼロではない

可能性は十分にある

ラカゼットとオバメヤンの両方を去った場合は、アーセナルとしてはもう少し実績と経験を持つフォワードが必要だろう。

しかし、エドゥアールは有望なオプションであり、クラブも興味を持っているように見える。

スコットランドからステップアップできるかどうかには疑問が残るだろうが、キーラン・ティアニー、ビクター・ワニアマ、ムサ・デンベレ、フィルジル・ファン・ダイクなどを見れば、セルティックは才能ある選手を輩出していると言える。

エドゥアールの場合、PSGのアカデミー経験を積んでいるのも強みだろう。

それだけでなく、彼は若く(1月に22歳になったばかり)今後大きく成長する可能性があるというアーセナルの基準も満たしている。

彼とジョナサン・デイヴィッドは、Gunnersがこの夏にCFを契約する場合、大きな目玉になると見ている。

 

Q10 アーセナルの今後

アーセナルは、今後のために予算設定などどうしていけばいいんだろうか?

A10 勝てば、答えは見えてくる

賢く、慎重に、正直であることに尽きる

重要なことは、コストを抑えること。

アーセナルは、12.5%の給与削減の同意を得たことでそれを遂行している。

これによってクラブは最大の支出(選手の賃金)が明確になり、計画が立てやすくなった。

とはいえ、2021年までマッチデイの収入を得られない場合は、大きなダメージになることは必至。

収入面で最も良い方法は、ピッチ上での成功を収めること。

チャンピオンズリーグの出場権を得れば、財政ははるかに好転するだろうし、そのためには、ベストプレイヤーを保持し、ミケル・アルテタのアーセナルを強化するために予算を設けておく必要がある。

この状況に対処するのは困難だが、クラブ、選手、ファンにまでわかるような十分な透明性が大切になってくるだろう。

その点、ボードメンバーの彼らは素晴らしい仕事をしていると言わなければならないし、これからも長く続いてほしいと思っている。

 

興味を持ったQ&A

皆様の好奇心を刺激するような項目は、あっただろうか。

個人的に気になっていたのは、以下の2点。

Q5 ブカヨ・サカの契約延長について

Q7 ベレリンが事実上のキャプテン?

 

正直、サカの件はすっかり忘れていたけれど、あれから(ブカヨ・サカの株が急上)すっかり音沙汰なし。

他のクラブでは、契約延長をアナウンスしていたりするので、アーセナルも動いてほしいものだ。

 

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ベレリンが給与削減のネゴシエーターとして動いたことは、どこかが報じていたが、本当に大変だったろう。

最終的にアルテタが説得に入ったみたいだが、ベレリンもよく頑張ったものだ。

もし、ベレリンがアーセナル退団にでもなったらOBのようなアーセナルの愚痴を聞くことになるのかもしれない。(セスク・ファブレガス、退団を語る『楽しかったが、熱量が違った。』

 

そうなったら、とても哀しい。

 

James Bengeについて

最近、r/Gunnersなるものを発見したよ。

グレイトだね。アーセナルと私に関するスレッドもあるし、とても興味深いね。

否定派も肯定派も最高だ。

 

James Benge is one of us from Gunners

 

アーセナル掲示板で、r/Gunnersで彼はどう言われているのだろうか。

 

 

 

ひとまず、以上!