イェンス・レーマン『CL退場、ピレスには申し訳ないことをした』

イェンス・レーマン『CL退場、ピレスには申し訳ないことをした』

さて、今日のアーセナルトピックスをみなさまと共有したく存じます。

アーセナルのラジオサービス『In Lockdown』、エピソード21が配信された。

今回のゲストは、前回に引き続き、イェンス・レーマン(Jens Lehmann)

イェンス・レーマン In Lockdown

ファイナル初の退場者になった

出典:arsenal.com/

2006年5月、パリの地で行われたチャンピオンズリーグファイナルでバルセロナに『2-1』で敗れた。

イェンス・レーマンは、この試合でUEFAチャンピオンズリーグ決勝史上初の退場者になっている。

試合開始18分、ボックス付近でサミュエル・エトーを倒したのだ。

 

こればっかりは、時間が解決してくれるものでもない。

後悔の念は消えないし、とにかく咄嗟の出来事だった。

無失点で切り抜けてきたことも原因なのかもしれない。

いけいけどんどん、といった感じだったんだ。

もう少し落ち着ければ良かったのだけど、サミュエル・エトーの速さが読めなかった。

彼と対戦したのは、初めてだったからね。

 

ロベール・ピレスには、退かせる形になってしまって申し訳なく思う。

スタンド行くと息子たちが私のところに来てくれたけど、とにかく悲しかった。

最後の最後に素晴らしい結果を得ることができたかもしれないけど、ジュリアーノ・ベレッチ(Juliano Belletti)に止めを刺された。

彼とは数年前に会ったけど、私のことをよく覚えていてくれたよ。

‘Paris 2006? No, it doesn’t get easier with time’

 

アルムニアとの複雑な関係性

イェンス・レーマンとマヌエル・アルムニアは、共にプレイしていたとき、決してベストフレンドというわけではなかったようだ。

 

マヌエル・アルムニアは、GKの新たな一面を学んだはずだ。

No.1になるための戦いであり、他のGKがいつも彼をサポートしているわけではないことを。

 

彼はそれに慣れていなかった。

そんな彼と居場所を巡って、全トレーニングで競い合った。

 

アーセナルを去るとき、彼に言った。

『マヌエル、キミのことは人としてとても好きだ。自分の居場所を取り戻す必要があったことを理解してほしい。キミが私を嫌っていたのは知っているけど、私は決してキミを嫌ってはいなかった、純粋にプロとしての関係だったんだ』

 

彼は、とても驚いていたように見えた。

 

決して個人的な感情ではなかったことがわかってからは、とても良い関係を築いているよ。

彼がナイスガイで、素晴らしいGKであることは知っていたさ。

彼の唯一の欠点は、試合に起用され始めたことが少し遅かったことだ。

プレッシャーに対処するのは、簡単ではないときもあるからね。

Lehmann – It was never personal with Almunia

 

『瞑想』でコントロールを学んだ

プロである以上、年齢との戦いは付きもの。

それは、イェンス・レーマンも例外ではなかった。

 

アーセン・ヴェンゲルは私に、もうプレイの機会は訪れないと言った。

そして、私のドイツ代表での状況を考慮して、クラブを去ることを勧めてくれた。

彼は、もう私をプレイさせるつもりはなかった。

 

彼のオフィスを出て、ジムでトレーニングに入った。

イライラしながら行った30分間のトレーニングセッションで、あろうことか足首をひねってしまった。

痛みはあったけど、先の件もあったし、とにかく認めたくない一心で練習を続行した。

『怪我をしたか。判断は正しかったな』と思われるのは癪だったからね。

 

数日間は苛ついていたけど、落ち着こうと瞑想(meditate)を取り入れてみたりもした。

毎週のように世話になっていた整体師の勧めだったり、友人が瞑想の本をくれたこともあって、始めてみたんだ。

 

アーセンが私を外すことを決めてから、約1週間。

私は、彼のところに行って言った。

『あなたの決断は理解したけど、私はここに残る。私をまた起用してくれるはずだと確信している』

 

アーセンとは、時々口論になることもあった。

それ自体は悪いことではなかったけど、後々になって、人を納得させる方法を学んだよ。

貰った本に色々と書かれていて、とても興味深い内容だった。

 

もっと前から実践しておけばよかったとも思う。

自分にとって、『瞑想』は大革命と言っていいくらいのものだった。

日々のトレーニング後に、瞑想の時間を30分間作ったことで、体の痛みや怪我を癒やすことにも繋がったからね。

‘I was so furious I twisted my ankle’

 

おわりに

瞑想。

何年か前に『マインドフルネス』というワードに変わって、一時メディアによく登場していた。

厳密には『瞑想 = マインドフルネス』ではないとのことだが、ムダな思考を排除するという点では同じことだろう。

 

訓練すればするほど、効果があると聞くし、是非ともマテオ・ゲンドゥージあたりにトレーニングの一環として取り入れてもらいたい。

【Loan watch】ゲンドゥージ初先発フル出場

 

 

ひとまず、以上!

 

 

過去のArsenal Podcast

アーセナルラジオ【In Lockdown】

 

 

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