グラニト・ジャカ『ギブアップの選択肢はなかった』

グラニト・ジャカ『ギブアップの選択肢はなかった』

さて、今日のアーセナルトピックスをみなさまと共有したく存じます。

激動のシーズンを過ごした、グラニト・ジャカが19/20シーズンを振り返っている。

グラニト・ジャカが今季を振り返る

Granit Xhaka spricht über seine emotionale Saison

Q: ブギーマンからヒーローに。誇らしい?

そうだね、あの試合の後は、自分や家族にとっても良い時間ではなかった。

【ぐちゃぐちゃのアーセナル】PL10節 アーセナル v クリスタル・パレス 試合結果

出典:arsenal.com/

あの試合は、私にとっても本当に予想外の出来事で、自分や家族、そして周囲全体に大きなストレスを与えてしまった。

個人的にもかなり苦しんだけど、今は誇らしいね。

常に私を支えてくれた家族とクラブには、感謝している。

正直なところ、自分を疑ったことは一度もなかった。

このクラブでプレイできるクオリティーを持っていること、良いパフォーマンスができることを。

本当に困難な時だったが、振り返ってみると多くのポジティブなものを見出すことが出来た時期でもあったよ。

 

Q: 『ポジティブなもの』とは?

何があっても前を向いて、常に前向きでいること。人生をありのままに受け止めること。

人生は常に上だけに進むとは限らないし、行く手には必ず障害がある。

でも、それを克服しなければならない。

それを克服することができたから、私は今、此処にいるんだ。

 

Q: 『ジャカの乱』を客観視して思うことは?

私たち選手も人間だし、気持ちを見せることは許されるべきだと思うね。

シーズンは、浮き沈みや監督交代があったり、しっくりこないことだらけだったのが、ファニーだったよ。

 

Q: メンタリティを戻す鍵は何だったのか?

さっきも言ったように、大変な時期だったけど、諦めるという選択肢はなかったんだ。

人生は楽しいことばかりではないし、乗り越えるために頑張らなければならない。

家族や周囲との会話や経験から、多くのポジティブなモチベーションを貰って、今の自分は今まで以上に強くなったと思う。

 

Q: 冬にはヘルタと合意間近だったが、アーセナルに残って良かった?

ジャカ代理人『ヘルタ・ベルリンと合意に達している』

そうだね、具体的なオファーがあったことは周知の事実だ。

でも、この件は終わったことで、これ以上話せることはないよ。

私の頭は今、ここロンドンに向いている。それがリアルだ。

 

Q: 称賛の嵐だったシティ戦のパフォーマンス。感慨深い瞬間だった?

【夢のよう】FAカップ 準決勝 アーセナル v マンチェスターシティ 試合結果

グラニト・ジャカの活躍を喜ばずにはいられない

 

その称賛ってどういう意味だろう。

私だけじゃなく、チーム全体がそれに値したんだよ。

マンチェスターシティがどのようなチームなのかは、誰もが知っている。

トップクオリティーとワールドクラスの選手を擁し、非常に優れたコーチがそれをまとめているんだ。

私たちは、素晴らしいチームパフォーマンスを発揮した。

一人だけでなく、スターティング、サブ、スクワッド全体のパフォーマンスが素晴らしかった。

 

あの意志の強さと姿勢がなければ、マンチェスターシティには勝てない。

あの試合の勝利は、私の個人的な評価とは何らの関係もない。

 

いついかなる時も常に最大限の力を発揮し、コーチの要求に応え、それを実行に移すようにしている。

ブーイングを浴びせたファンを見返すために試合に出ているわけではないんだ。

そして、それは私を突き動かすものでもない。

 

Q: ミケル・アルテタの存在とは?

とても重要な存在だ。

彼は私にアーセナルに残るように説得してくれたし、彼のおかげで留まる決意ができた。

彼が就任して間もなく、私たちはとても良い話し合いができて、彼についてはポジティブな言葉しか出てこないね。

若くて、非常に几帳面なコーチで、トレーニングセッションでは、いつだって100%以上の力を引き出してくれて、試合に最適な状態で臨めるように準備してくれる。

私はこれまで、そんな経験をしたことがほとんどない。

コーチとしてだけでなく、人としても素晴らしく、彼から多くのことを学んでいるんだ。

私を細部にわたって、さらに良くしてくれて、彼の下でプレイできることは本当に喜ばしいことだよ。

出典:arsenal.com/

 

Q: 8位で終わったアーセナル、何が悪かった?

おそらく、ちょっと見ただけでは分からないと思う。

シーズンを通して、順風満帆ではなかった。

監督交代などクラブには不安な空気が漂っていたし、個人的な問題もあった。

一つはっきりしているのは、「8位」がアーセナルの目標ではないし、そうであってはならないということ。

アーセナルのような野心的なクラブが居るべき場所ではない。

シーズンは終わったのだから、気持ちを切り替えて先に進むしかない。

 

Q: 4季連続でCLを逃しているが、もはやトップクラブではないのか?

それはどういった意図の質問かな?

アーセナルFCは伝説的なクラブであり、今後も伝説的なクラブであり続ける。

多くの若手にとっても、私にとっても、ここでプレイすることは夢であり、名誉なことだ。

私はこのクラブが、少なくともミケル・アルテタを擁することで、将来は明るいものになると思っている。

すぐにでもGunnersは、ヨーロッパの舞台で躍進できると確信しているよ。

 

Q: ファイナルでチェルシーと激突、どちらが優勝するか?

チェルシーは、スーパーチームだ。

当然、私たちも把握している。

FAカップ準決勝のマンチェスターユナイテッド戦では、彼らは非常に自信を持って勝利している。

でも、私たちだって、マンチェスターシティを下して勝ち上がってきたんだ。

ファイナルは、50:50。どちらがが優勢というのはない。

でも、なんとしてもカップを手にしたいね。

 

Q: FAカップタイトルがターニングポイントになるか?

いや、そんなことはない。

FAカップ優勝は、私にとってターニングポイントにはならないだろう。

でも、ファンやチームにとっては、重要なビッグタイトルだ。

来季のヨーロッパリーグに入れるし、良い流れで9月の開幕を迎えることができるんだからね。

 

Q: 9月にウクライナ、ドイツと国際試合があるが、コロナの不安はある?

代表戦は尊重しているけど、可能な限り、控えて欲しいというのが本音だ。

家族へ心配をかけたくないし、妻と小さな娘をできるだけ危険に晒したくない。

でも、チームで移動するときは、非常に厳重に管理されたもとで行われるから、あまり心配はしていないよ。

 

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Q: 未所属が続くキャプテンのリヒトシュタイナー、36歳でも代表にいるべき?

彼がそれに満足しているのであれば、そうすべきじゃないかな?

ステファンは年齢に関係なく、本当にトッププロのプレイヤーだ。

だから、彼がまだ試合の中にいることを十分にイメージできるよ。

 

Q: シーズン後の休暇は、どのように過ごす?

キーワードはただ一つ、「家族」だ。

愛する人とは、半年以上も会っていない。

こんなに長い間、離れていたこともない。

だから、家族との時間を純粋に楽しむつもりさ。

 

未所属でキャプテンのステファン・リヒトシュタイナー

出典:transfermarkt.com/

スイス代表キャプテンは、ジャカだと思っていたが、まだリヒトシュタイナーでもあるようだ。

彼が代表に居るべきか否か。

第三者が口を挟むべきではないし、余計なお世話だが、無所属で代表に入ることは、非常に稀なように思える。

 

おわりに

前回のジャカの活躍を綴ってから、実際に彼が今をどう捉えているのか気になっていた。

だから、このインタビューは本当に興味深かったし、面白かった。

グラニト・ジャカの活躍を喜ばずにはいられない

出典:arsenal.com/

 

キャプテンマークを巻かずとも、彼はアーセナルのキャプテンだ。

本当に誇らしい。

 

 

ひとまず、以上!

ジャカ『もう一度キャプテンやるのは…』