【不満】Chromebook Tablet CT100PAで後悔した話
- 2019.09.30
- Private
- ASUS Chromebook Tablet CT100PA, Chromebook

PC(Chromebook)の愚痴 & 注意喚起。
聞いてほしい、このモヤモヤ。
ChromebookからChromebookへ乗り換え
そもそものはじまりは、Toshiba Chromebook 2が故障してしまい、ASUS Chromebook Tablet CT100PAを購入してしまったことから始まった。
東芝製のクロームブックは開閉のヒンジ部分が死んでしまい、お別れとなってしまった。
そのため、次はそもそもの開閉が必要ない、タブレットPCにしようと考えていた。
ただ、タブレットPCをメインで使うことがなかったため、操作性などについては非常に不安ではあった。
しかし、それ以前の問題に巻き込まれるとは思いもしていなかった。
2種類のChromebook Tablet
操作性に不安を持っていたものの、購入を思い立ったときにChromebook Tabletが販売開始間近という情報を得た。
とてつもない運命を感じ、本気で購入を検討し始めた。
販売される機種は以下の2つであった。
- Chromebook Tab 10
- ASUS Chromebook Tablet CT100PA
どちらにしようか悩んだが、近隣店舗で取扱いもなく実機を見ることなく決めることになった。
結局、スペックシートを見比べて強度と軽量化で勝る、ASUSを購入することを決断した。
これが、そもそもの過ちであった。
Chromebook Tablet 購入手段
AcerのChromebook Tabletは、ネットで買える
AcerのChromebook Tab 10はヨドバシカメラやビックカメラ、Amazon、楽天などで取扱いがあり、ポイント利用の面でオススメ。
ASUSのChromebook Tabletは購入方法が限られる
ネットで購入できるAcerに対し、ASUS Chromebook Tabletは選択肢がない。
購入するには、ASUSのオンラインショップ or ASUSストアで手に入れるしかないようだ。
どうせなら実機が見たいと思い、ASUSショップに赴いた。
事前にタブレットPCに必要だと思われる、ケースやBluetoothキーボードなども購入した。
のんびりと初期設定を済ましたところで、さっそく不具合に遭遇してしまう。
ASUS Chromebook Tablet 初期不良発覚
音楽を聞こうとGoogle Play Musicを起動させるものの、正常に動作せず。
Google Play Musicに音楽が取り込めない!
Google Play Musicとは、ストリーミングで音楽を定額聴き放題 + 音楽を取り込んで、クラウド管理ができるGoogle提供のサービス。
AppleのiTunesのようなもの。
音楽の取り込みは現状、PC版のGoogle Play Musicのみ可能。
操作や設定に問題はないはずなのに、なぜだか再生ならびに音楽を取り込むことが出来ず。
そして翌日、また不具合と遭遇。
カメラが正常に起動しない!
自撮りなどで使用する前方カメラ(インカメラ)と機種の背中側にある後方カメラ(アウトカメラ)
そのうち、アウトカメラのみ正常に起動せず。
切り替えるとブラックアウト or フリーズを起こしてしまう。
修理手続きの申請へ
ASUSサポートと何回かのやりとりの末、初期不良で間違いないと連絡をもらう。
そして以下の3つから今後の対応を選ぶように案内を受ける。
- 新品交換(シリアルナンバーの変更)
- 保証期間内のため、無償修理で対応(シリアルナンバーの変更なし)
- 返金
初期不良という検査結果に、ハズレを引いてしまったとがっくり。
同時に、ASUSではなくAcer Chromebook Tab 10にしておけば良かったと後悔。
『3. 返金』も魅力的に思えたが、出荷前に修理センターで動作確認を行うと言われたため『1.新品交換(シリアルナンバー変更)』を選択する。
すぐに手元に届くと思っていたが、ASUSからの返答は期待を裏切るものであった。
在庫がないから、また2週間待ってね!
交換品も初期不良。事前動作確認を実施しないASUS
2週間ほどで交換品を受取り、自分でも動作確認を実施。
なぜだろう、カメラの事象は無事解決しているのだが、Google Play Musicの事象は解決していない。
動揺しつつ、修理結果報告書を確認する。
カメラ修理の報告は丁寧に記載があるものの、Google Play Musicに関してはひとつも記載なし。
これでは修理センターで動作確認してくれたのかも定かではなく、報告書の意味をなしていなかった。
ここからまた修理のために返送を行うのかと思うと、疲労も倍増。
たまたま運悪く2度も不良機器に当たってしまったのか、それともCT100PAの根本的な欠陥なのか。
兎にも角にもPCが手元にないとなにかと困るので、再度修理センターへ問い合わせ。
これ以上時間を費やしたくはなく、もし仮に再度故障ならば『返金』を選択しようと決意を固めた。
2度目の修理申し込み
問い合わせの結局、故障ということで再度修理に出すことになった。
のんびり対応のASUSサポート
結論から言うと、この2度目の修理申し込みから決着がつくまでに3ヶ月超の時間を要した。
発送後、なにも音沙汰なく時間が過ぎていった。
流石に不安になったため連絡を入れたが、何度尋ねても『確認中』の一点張りだった。
その後、クレーム処理のような折返しの電話をもらう。
改めてなにを確認しているのか質問しても、電話の相手はなにも把握はしていないようであった。
なんのためにわざわざ電話を寄越しているのだろうか。
素晴らしいサポート体制である。
根拠を残すためにメールで質問をしても、頑なに電話で返し、さらには質問には1つも答えてくれなかった。
会話をすることで不安を紛らわそうとしているのだろう。
ならば、せめて質問には答えてほしいものだ。
この体たらくな対応の最中、主に訴えていたことは以下の3点である。
不具合を事前に把握してたのに、回答まで時間がかかる理由は?
- 既知の不具合にも関わらず、時間がかかりすぎでは?
- 『確認中』とは、一体なにを確認しているの?
- 作業は進んでいるの?止まっているの?
修理結果報告書に記載がない理由は?
- 動作確認を取った上で発送すると案内されたけど、不具合は解決していない。
- 動作確認の実施有無について。
- そもそも記載がない理由はなに?
交換品でも事象が発生している以上、メーカー側の問題では?
- 修理から3ヶ月超も経っていて、これ以上は待てない。
- 一体いつまで待てばいいの?
- 交換品でも不具合が出ているのだから、メーカー側の責任では?
- 返金に応じてくれない理由はなに?
【決着】返金対応に応じてもらう
上記3点を聞いても『こちらではわからない』とのことだった。
それならなぜ、事前に分かる部署に確認して連絡を寄越さないのだろうか。
無意味なラリーをして無駄に時を過ごした後、ようやく決着の日を迎えた。
電話はなく事務的なメールを受け取り、返金対応の旨を確認した。
検証結果は以下内容となりますので、ご確認いただき、ご回答の程お願いいたします。
【ご指摘症状】
Google musicに音楽を取り込めない。
【確認症状】
GOOGLE MUSIC起動せず。
→返金対応となります。
【進捗・案内事項】
現在、検証にお時間をいただいてしまう為、返金対応とさせて頂きたく存じます。
返金を確認し、クローズ
この返金案内メールのさらに1ヶ月後に振り込みがなされ、本件はクローズとなった。
しかし、残念ながら『3つの質問』は回答されることはなかった。
さらにモヤモヤしたのが、ASUS Chromebook Tablet CT100を使うために揃えた備品の存在。
結局、無駄になってしまった。
製品自体の欠陥?
結局、再度の機器交換を申し出てこなかったASUS。
おそらく、Chromebook Tablet CT100に根本的な欠陥があったのだろう。
そのため、代替案を提示することが出来なかったと推測している。
ASUSのサポート
色々あったがなによりも、疑問をひとつも解消してくれないサポート体制は見事としか言いようがなかった。
メールで質問を投げかけて電話がかかってきたなら、なにかしらの回答が得られると期待して当然だろう。
それが「ここではわからない」の一点張りなわけだ。
わからないなら、連絡は不要だ。
ASUSはなにがしたいのだろう、よくわからなかった。
おわりに
今回の問題がきっかけで、Chromebook Tabletへの関心は喪失した。
最終的に、HP Chromebook x360 14を購入している。
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