【涙】PL1節 ブレントフォード v アーセナル 試合結果
- 2021.08.14
- Premier League
- 21/22 Premier League, Emile Smith Rowe, Folarin Balogun, Kieran Tierney, Mikel Arteta, Reiss Nelson

試合が終わって、UKの時刻は22:00。
散々な結果だったが、現地ファンが寝静まる時間帯ということで、落ち着きを取り戻したい日本のGonnerにとってはこれが唯一の救い。
これがランチタイムだったら、、阿鼻叫喚の嵐で心が休まる隙がなかった。危ない危ない。ネガティブの沼一直線。
最高の雰囲気で最低の試合を披露したGunners。とにかく戦術も熱量も集中力もあらゆる面で昇格組のThe Beesに劣っていた。悲しいかな、負けて当然のデキだった。
それでは、頑張って良かったところでも探していこうか。
Match summary
結果は『2-0』完敗。
試合前の結果予想でSkysportsが予想したように2失点敗北を喫した。屈辱。
優秀なスタッフを中心に素晴らしいチームを構築していると評判のブレントフォード。
きっとアーセナルのことも丸裸にされるんだろうと覚悟はしていたが、想像以上にズタボロにされてしまった。
開幕戦のウキウキした雰囲気もみるみるうちに萎んでいった。
待ちに待った開幕戦。見たかったのは、こんなんじゃないのよ・・・。
試合結果
Brentford 2-0 Arsenal
ブレントフォード
S Canos (22′)
C Norgaard (73′)
レフェリー
Michael Oliver
スタジアム
Brentford Community Stadium: Attendance/16,479
HIGHLIGHTS | Brentford vs Arsenal
後半になってやっと尻に火がついたか、がむしゃらに攻めたGunners。
トータルで22本のショットを放ったが、枠を捉えたのはたったの4本。いや本数云々の以前に一辺倒で単調な攻撃が見ていて辛かった。
ジャカ経由でティアニーがクロスを上げるも、頭上を越えてまたイチからの連続。どうしたものか。
Brentford v Arsenal Squad
ブレントフォードは、先発全員がPL初スターティング。
その割には怖気づくこともなく、自信満々に戦っていた。逞しいメンタリティだこと。
アーセナルは、オバラカが体調不良でアウトのため、フォラリン・バロガンがセンターに抜擢されている。
エディも負傷離脱中のため、ベンチにはストライカーが不在。これが後々になって響いてきて結果としてペペがセンターに入る羽目になった。
あとは81分から途中出場のタヴァレスを含め、サンビ、ホワイトと新加入メンバー全員がデビューしている。
控えGKにカール・ハイン(Karl Hein)が入ったのは色々と興味深い点だった。
Arsenal substitute
59′ B Saka ⇔ F Balogun
71′ R Nelson ⇔ G Martinelli
81′ N Tavares ⇔ C Chambers
今日はなにも出来なかったが、ミケルが彼の存在を忘れていないことがわかったので良かった。
選手採点 by Skysports
Brentford 2-0 Arsenal: Bees celebrate Premier League bow with memorable win over abject Gunners
Brentford
Raya (7), Henry (7), Pinnock (7), Jansson (7), Ajer (7), Norgaard (8), Canos (8), Janelt (7), Onyeka (7), Mbeumo (8), Toney (8)
Subs: Sorensen (6), Bidstrup (NA), Forss (NA)
Arsenal
Leno (5), Tierney (7), White (4), Chambers (4), Mari (4), Xhaka (5), Lokonga (5), Smith Rowe (7), Pepe (6), Martinelli (5), Balogun (5)
Subs: Saka (5), Nelson (5), Tavares (NA)
Man of the match: Ivan Toney
アーセナルが狙っていた、GKダヴィド・ラヤをはじめ強固なDF陣が厄介だった。
やっとこさ、チャンスを作ったと思っても見事に弾き飛ばされて気持ちを折るのには十分だった。

アーセナルDF唯一の高評価を得たのは、キーラン・ティアニー。
そして、苦しい内容でも90分間走りに走っていたスミス・ロウもティアニーと同じく7点を貰っている。
退場とかをやらかしたわけでもないベルント・レノに5点がつくのも珍しい。
2点目のゴール前のブロッキングは不運だったが、なんやかんやでゴールを目掛けてのロングスローってやっぱり対処が難しいのだと思い知った。
フォラリン・バロガンも本来のミケルなら適切なタイミングで使いたかったことだろう。
こうして振り返ると、開幕戦にしっかりと照準を合わせたブレントフォードが勝って当たり前のように思えてくる。
試合後のミケル・アルテタ
PLではハーフタイムを挟んでの逆転ゲームはゼロ・・・。これでまた記録を更新してしまった。
Every word from Arteta’s post-Brentford presser
パフォーマンス…
- このような形でスタートすることになり、非常に残念。
- 期待感に満ちていたが、望んでいた結果、望んでいたパフォーマンスが出来なかった。
- 前半は、らしくない時間帯があった。ロングボールやセカンドボールなど、さまざまな形で簡単にトラブルを起こしてしまった。
- 『1-0』になった後の後半は、多くのチャンスを作ったが、試合に勝つには十分ではなかった。
サンビ・ロコンガのパフォーマンス…
- 今日は多くの若手が試合に出た。
- フロのデビュー、代表明けすぐのガブリエル・マルティネリもベストを尽くしたが、結果を出すには十分ではなかった。
オバメヤンとラカゼットの欠場期間…
- わからない。不在だからといって言い訳はしたくない。
- 十分に能力を持ったチームを編成した。異なる結果を出すことも可能だった。
ファンに対して…
- サポートしてくれたファンに感謝するとともに今回の結果を詫びる。
- これから2つのビッグゲームを控えているが、異なる結果を得るためには異なるパフォーマンスが必要。
補強を急ぐことになるか…
- 今いる選手たちに焦点を当てている。
- 彼らの能力とチームの力を最大限に引き出し、試合に勝つための方法を見つける。
ファイナルサードの改善…
- 今夜の試合は、当日の状況を考えると過度に分析すべきものではない。
次はチェルシーと対戦…
- まったく違う試合をしなければならない。
- 自分たちのプレイを分析して、しっかりと準備する。
どうしたもんか。
とにかく万全のスクワッドではなかったというのが救いなのか。
チェルシー、マンシティと続くわけだが、3連敗なんてぜったい許されない。頼む!ミケル、頼む!
おわりに
プレミアリーグ開幕戦を落としたことで、アーセナルは暫定20位の最下位に。
そしてまたネガティブな記録を更新している。
1976-77 – Arsenal have started a league campaign with a defeat against newly promoted opposition for the first time since 1976-77 against Bristol City at Highbury. Tone. pic.twitter.com/ITSYfO1lAx
— OptaJoe (@OptaJoe) August 13, 2021
それに対して、ブレントフォードは74年ぶりのファーストトップフライト勝利。
めちゃくちゃ最高な雰囲気だ。羨ましい。
わたしも勝って泣きたいよ!
What an atmosphere ✨
Brentford win their first top-flight game after 74 years and this is what it means… pic.twitter.com/R9ZTwDhtf1
— Sky Sports Premier League (@SkySportsPL) August 13, 2021
普段は陽気なライティがこの表情。これが一番こころにくる。彼に笑顔を。
ひとまず、以上。
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お疲れ様でした
朝からショックですが、ただ2点目前の逆羽交い締めは、さすがに反則でしょ。
でも失点後のレノはめっちゃ抗議するわけでもなく、、、残念です。
ダイジェストしか見てないけど、バログンの動きは悪く無さそうに見えたので、使い続けて欲しいと思いました。
お疲れさまです。
レノの件、他のGKは抵抗したり手で遮ったりしてポジションを確保しているので、すんなり収まったレノの負け感があります。
でもそう思ってしまうのも、仰るとおり抗議がなかったからで。
バロガンもボックス内でタックルをくらって倒れたんですが、それも抗議はなかったですね。
それにしてもバロガン、頑張っていましたね。
今回はクロス多めの戦法だったので彼の持ち味が最大限発揮された感じはなかったですが、惜しいシーンもいくつかありました!