【大失速】PL23節 アストンヴィラ v アーセナル 試合結果

【大失速】PL23節 アストンヴィラ v アーセナル 試合結果

昔、あるスポーツコメンテータが『一番おもしろいスポーツは、陸上短距離走』と自信満々に話していた。

理由は、『純粋にそのひとの能力で決着がつく、判定などの不確定要素がないから』と。

それを聞いたとき、ナニソレ、それが理由なの? と面白みのない理由に少々ガッカリしたものだが、今ならその捻くれも理解できよう。

 

プレミアリーグはひとつのミスで負けに繋がると言うが、それは選手に限らず審判も同じ。

ウルブス戦に続き、この試合でも首を傾げたくなる判定が生まれてしまった。

Match summary

試合の結果と、記録について少々。

試合結果

Aston Villa 1-0 Arsenal

アストンヴィラ:O Watkins (2′)

アーセナル:-

レフェリー:

Aston Villa v Arsenal

今冬にローンで加入した、マット・ライアンのアーセナルデビュー戦。

ライアン加入直後に行われたFAカップでアーセナルが敗退したため、出場機会がグッと減ってしまったわけだが、前節レノ退場というイベントが発生したことで出番がやってきた。

あとの面々は変わらず、ここ最近のベストメンバーが並んだ。

ベンチには、パブロ・マリが入っている。

ウエストブロム戦以降、戦線を離脱していた彼が戻ったことは、今のアーセナルにとって一際明るいニュースだろう。

 

Arsenal substitute

59′ A Lacazette ⇔ P Aubameyang
65′ C Soares ⇔ M Ødegaard
74′ T Partey ⇔ Willian

注目のトピックス

【1-0】ライアン失点デビューを飾る

ロブ・ホールディングの股をすり抜けて、ディフレクション、アーセナル失点。

ゴールを決めたのは、オリー・ワトキンス

これで彼は前節も含めて、アーセナル戦2試合で3ゴールをマークしたことになり、プレビューでも書いた『警戒すべき選手』にまんまと得点を許してしまった。

ライアンは試合開始後、一度もボールを触れることなく、失点。

Optaによると、デビューして2分以内の失点は、PL史上4人目とのこと。source

  • Gavin Ward for Bolton in 1995-96 (2nd minute)
  • Ian Bennett for Sheff Utd in 2006-07 (1st minute)
  • Daniele Padelli for Liverpool in 2006-07 (2nd minute)
  • Mat Ryan for Arsenal in 2020-21 (2nd minute)

不名誉な記録だが、これは不運としか言いようがないシーンだった。

なんせ、DFの股を抜け、おまけにデフレクション….きっと『xG』(ゴール期待値)も低いだろう。

問題があるとすれば、直前でセドリック・ソアレスの判断が悪かったこと。

ジャカが『個々のエラーを無くせば勝てる』と語っていたが、まさしくそれだった。

 

敵はエミ・マルティネス

開始2分で失点してしまったが、ちょっとした事故のようなもの。

取り返す時間は十分にある、はずだった。

しかし、相手が悪かった。

アストンヴィラ自体も良いチームだが、最後の壁はエミ・マルティネス

アーセナルが彼を攻略するには、まだ時間が掛かりそうだ。

 

トーマス・パーティ、負傷…

試合が動かぬまま、73分。

トーマス・パーティがピッチに座り込む。

足を攣った程度かと思いきや、フィジオがピッチイン、そしてそのままウィリアンと交代でピッチを退いてしまった。

前所属のアトレティコでは、怪我知らずと言われてきたようだが、アーセナルではそのアビリティを喪失してしまっている様子。

 

【1-0】ヴィラにダブル、試合終了

これでアーセナルは、ヴィラに今季2連敗のダブルを食らった。

なんと、1992/93シーズン以来のダブル。

開始2分のスコアのまま、90分が過ぎるとは思ってもみなかった。

マット・ライアンは、1失点したものの、素晴らしいセーブを連発したし、65分に投入されたウーデゴールもチームに活気をもたらしてくれた。

それでも、負けた。

アーセナルがヴィラのゴール前に侵入して、ゴールを脅かしたシーンはあったが、本当に『惜しい!』と思えるショットはどれくらいあっただろうか。

その殆どが未遂に終わってばかりだった記憶しかない。

 

選手採点 by Skysports

Aston Villa 1-0 Arsenal: Ollie Watkins condemns Mikel Arteta’s side to back-to-back defeats

Aston Villa

Martinez (6), Cash (6), Konsa (6), Mings (8), Targett (7), Nakamba (6), Barkley (6), McGinn (7), Traore (7), Watkins (7), Grealish (7).

Subs: Trezeguet (6), Ramsey (6).

Arsenal

Ryan (7), Bellerin (5), Gabriel (5), Holding (6), Cedric (4), Partey (6), Xhaka (6), Pepe (6), Smith Rowe (6), Saka (6), Lacazette (5).

Subs: Aubameyang (6), Odegaard (6), Willian (5).

Man of the match

Ollie Watkins

 

HIGHLIGHTS | Aston Villa vs Arsenal

 

アルテタ『ふたたび立ち上がる必要がある』

‘The top teams don’t make those mistakes’

試合後、審判と何を話した?

  • 自分と彼らの間だけに留めておきたい。

いくつかの判定に不満が?

  • 繰り返すが、心のうちは話したくない。

パフォーマンスは?

  • 今回も本当に力強いパフォーマンスだった。
  • 試合を完全に支配していたため、勝つべき試合だった。
  • プレミアリーグは相手に得点を許し、再三のチャンスを与え、自らがボックス内で冷静さを欠くようでは勝てない。
  • プレイやエナジー、クオリティなど、すべてが素晴らしかったが、十分ではなかった。

トーマス・パーティの状態は?

  • 筋肉を痛めたため、外さなければならなかった。
  • 重症かどうかはわからない。
  • プレイを続けるには、十分なコンディションではなかった。

ヨーロッパの舞台が遠のいた?

  • ここ2試合のパフォーマンスを考えれば、大打撃。
  • 以前できていたように、また立ち上がらなければならない。
  • 次のリーズ戦までの1週間の猶予を大切に活用する。

 決定機阻止、エズリ・コンサへの判定…

  • 見たまんま、そう判定されれば仕方がない。
  • 判定云々ではなく、勝たなければならなかった。

開始2分での失点劇に思うことは?

  • トップ4ならば、このようなミスをしない、PL最初の22試合で4回も5回も10人で戦うこともない。
  • やるべきことをしなければ、その分タスクは増える一方。
  • 相手のボックス内で冷酷になれなければ、負けるのは当然のこと。

 

マット・ライアン『完璧なスタートを切りたかった』

Ryan – My mixed emotions after Arsenal debut

試合について

  • スタート以外は順調だったが、少し遅れを取ったことで、痛い目にあってしまった。
  • このレベルでは、些細なことが引き金になってしまう。
  • エミがブロックをする一方で、私も自らの役割を果たそうとしたが、残念ながら結果に結びつけることはできなかった。

違和感なく試合に入れた?

  • そう感じる。チャンスが来ようが来まいが、集中して準備してきた。
  • おかげで、今回のようなパフォーマンスをすることができた。
  • 結果には結びつけられなかったが、あれはディフレクションだったから仕方がない部分もある。

デビューについて

  • 試合に出ることができたのは、嬉しかった。
  • 子どもの頃から応援してきたクラブでプレイするというのが未だに不思議。
  • 結果を出して完璧なスタートを切りたかったが、思い通りにならなくて残念。

ここ最近を振り返って

  • 人生には、大きな力が働いている。
  • ベルントが退場になったウルブス戦の75分から、腰の調子が急に良くなった。
  • 今日はベストを尽くせたことに、まず感謝したい。
  • これからも人として、ゴールキーパーとして成長していく。

 

そろそろ、ELも始まる。

マット・ライアンの活躍をこれからたくさん目撃することになるはずだ。

 

おわりに

次は、ビエルサ・リーズ。

一応次戦まで8日は空くため、アーセナルはうまく切り替えてほしいところ。

ここでの2連敗は、なにも旨みはなかったし、ただただダメージにしかならなかった。

7戦未勝利の暗闇は長く感じるのに、7戦無敗の幸せはあっという間だったなあ。

Round Opponent Result Position
1 FUL(A) Win 1
2 WHU(H) Win 3
3 LIV(A) Loss 5
4 SHU(H) Win 4
5 MCI(A) Loss 5
6 LEI(H) Loss 11
7 MUN(A) Win 9
8 AVL(H) Loss 11
9 LEE(A) Draw 12
10 WOL(H) Loss 14
11 TOT(A) Loss 15
12 BUR(H) Loss 15
13 SOU(H) Draw 15
14 EVE(A) Loss 15
15 CHE(H) Win 15
16 BHA(A) Win 13
17 WBA(A) Win 11
18 CRY(H) Draw 11
19 NEW(H) Win 10
20 SOU(A) Win 9
21 MUN(H) Draw 10
22 WOL(A) Loss 10
23 AVL(A) Loss 10(暫定)
24 LEE(H)
25 MCI(H)

 

 

ひとまず、以上。

 

 

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