ミケル・アルテタはなにをアーセナルにもたらしたのか

ミケル・アルテタはなにをアーセナルにもたらしたのか

さて、今日のアーセナル情報をみなさまと共有したく存じます。

ご査収のほど、よろしくお願いいたします。

アルテタがアーセナルにもたらしたもの

勝利により、ポジティブな雰囲気のアーセナル

【初勝利】PL21節 アーセナル v マンチェスター・ユナイテッド 試合結果

マンチェスター・ユナイテッドに勝利したことで、クラブの周囲にはポジティブな雰囲気が漂っていた。

おそらく、ここ数ヶ月で最も良いパフォーマンスだったことだろう。

勝ったことによる、幸せと安堵の気持ちが入り混じっていた。

なによりも重要なことは、12月21日にアルテタが着任してからの短期間で実施した、すべての苦労が報われ始めたという成果が得られた感覚があったことだろう。

ミスにより、負けたチェルシー戦

【London is Blue】PL20節 アーセナル v チェルシー 試合結果

Gunnersはチェルシー戦において、最後の7分間で2つのミスにより「2-1」で敗戦してしまった。

しかし試合後、新ヘッドコーチは選手たちに正しい道を進んでいることを伝え、肯定的な言葉を用いて鼓舞した。

そうして彼らは、急速に改善していったのだ。

2週間前にアルテタが就任して以降、休みはなかった。

自分たちがボールを持っていない時のチーム全体の動き、ポジションごとの練習に時間を費やした。

アルテタのトレーニング

マンツーマンのセッションでは、戦術的なポジショニングと、ボールを受ける時の体勢や視野など細かなこともチェックした。

サイドチェンジのパスも練習し、攻守のトランジションをより的確に、シャープにする練習も行なった。

こうした動きは、マンチェスターユナイテッド戦でもよく見られたプレイだ。

多くのひとは、あのときのアーセナルに原点回帰を感じたことだろう。

アルテタは、ほとんど休息することなく、懸命に働いた。

チェルシー戦の前日には、過去3試合のパフォーマンスとトレーニングセッションについて分析を行った。

アルテタが選手に求めるレベルは、非常に厳しく、それでいてすぐに理解するよう求めている。

選手曰く、『チームのストラクチャはあるが、その内部には自由も存在している』という。

変化を見せ始めているアーセナル

アルテタがヘッドコーチに就任してから短期間にもかかわらず、アーセナルでの変化は、前任者のエメリと比較して明らかだ。

ビルドアップでは、例えばオバメヤンが中に入る際、ジャカがLBの位置に下がるなどの動きが確認できる。(アルテタ・アーセナルの戦術を紐解く

メスト・エジルにはプレイメーカーだけでなく、ボールポゼッション時には、右サイドのエリアを取るように指示を出している。

報道によると、エジルの姿勢も変化が現れており、数週間前にブーイングされたときから完全に変わっているという。

トレーニングを懸命にこなし、試合では多くのプラスになる影響を与えている。

アルテタはアーセナルの精神面を変えた

チームの最大の変化は、戦術面よりも精神面なのかもしれない。

アルテタは初日から、プレイヤー個々人の姿勢は完璧でなくてはならないとして厳しく律した。【腐ったみかんを探せ!】アルテタ体制、初トレーニング

エヴァートン戦ではスタンドから、『ボールの有無にかかわらず、プレイの姿勢と努力をチェックする。』とスクアッドには通達した。(ユングベリのラストマッチ、アルテタは選手に目を光らせる

ボーンマス戦ではふたたび『全力でやらないならば、チームにはいられない。誰であろうと同じことだ。』と伝えている。

アルテタは、特にボールを失ったときの、ハイプレスと選手のエナジーとコミットメントを求めた。

試合前に選手は、円陣を組み、オバメヤンが激励するようになった。

マンチェスターユナイテッド戦後、アルテタは選手に『一緒に』ファンのところへ行って感謝をするように言った。

攻撃も守備もチームで、プレスもクロージングもチームで行う、アーセナルの『一体感』は、アルテタを最も喜ばせたことだろう。

アルテタの強みは『マンマネジメント』

アルテタの一番の強みは、『人のマネジメント』(Man Management)

プレイヤーへの要求は高く、常に全力を求めるが、信頼できる強いリーダーでなければ、それは叶わない。

ジョー・ウィロックはミケルを「厳しいが親しみやすい」と表現している。

アルテタは、5人のキャプテン(【キャプテン・ジャカ】PL7節 マンチェスターユナイテッド v アーセナル プレビュー)にメールでメッセージを送り、チームに浸透する仕組みをつくった。

ただ厳しいだけでなく、個人との対話、特に話す必要がある選手との対話に時間を費やしている。

グラニト・ジャカにはクラブに留まるよう説得し、チェルシー戦でファイトしたリース・ネルソンや、復調し始めているニコラ・ペペ。

マンチェスターユナイテッド戦の朝、アルテタはペペにコンディションを尋ね、スターティングの準備はできているかを聞いた。

ペペにとってこの会話が起爆剤となり、自信を与える結果となった。

大晦日はペペの母親の誕生日であり、ペペは母親と自身を選んでくれたアルテタに対し、プレイで感謝を伝えたかった。

あの日は、すべての選手がアルテタに応えた。

アルテタは試合後、選手に『これは、スペシャルな何かの始まりだ。』と話した。

How Arteta restored belief in the Arsenal squad after a season of crisis

 

楽しみなリーズ・ユナイテッド戦

アルテタにとっても特別なFAカップ。(【特別なカップ戦】FAカップ 3回戦 アーセナル v リーズ・ユナイテッド プレビュー

彼がどういった選手を選ぶのか、楽しみだ。

 

【特別なカップ戦】FAカップ 3回戦 アーセナル v リーズ・ユナイテッド プレビュー

 

 

ひとまず、以上!