【時代逆行?】ミケル・アルテタ、マネジャー昇格

【時代逆行?】ミケル・アルテタ、マネジャー昇格

さて、今日のアーセナルトピックスをみなさまと共有したく存じます。

ミケル・アルテタの肩書きが『ヘッドコーチ』から『マネジャー』へと変更になっている。

知ってたと言われても不思議ではないが、一応これでアルテタの持つ権限が正式に拡大することになった。

ミケル・アルテタ、マネジャーとして権限拡大

ミケル・アルテタの役職がヘッドコーチからファーストチームのマネジャーに変更。

🗞 ヴィナイ・ベンカテシャムとエドゥ・ガスパールのコメント👇

ヴィナイ・ベンカテシャム『働きを評価』

ミケルは、12月の終わりからここにいて、この9ヶ月はおそらくアーセナルの歴史の中で最も困難な9ヶ月間だったと思う。

そうした困難な状況でも、ミケルはこのフットボールクラブを前に推し進めてきた。

 

彼はここロンドンコルニーで、世界中のアーセナルファンと一丸となって、スピリットとエナジーの再構築に励んでくれた。

彼の働きぶりは、実に驚異的と言えるだろう。

 

はっきりしていることは、彼は就任して以降、ヘッドコーチ以上のことを成し遂げてきたということ。

だから今回、彼の肩書きを変更するに至った。

 

ミケルは、『ヘッドコーチ』からファーストチームの『マネジャー』になる。

これは、彼がアーセナルFCのドアをくぐった日からやってきたことを評価するものであると同時に、彼の能力を見極めるものでもあると考えている。

 

彼はファーストチームのコーチとして素晴らしい仕事をしてきたし、それが彼に課された責務でもあった。

そしてその働きは、さらに多大な貢献ができると思わせてくれたため、彼の能力を評価して今回の変更がなされたのだ。

 

今後のミッションについて

今後、ミケルはエドゥと共にチームとして連携を取りながら、動いていくことになる。

分析、リクルート、パフォーマンス改善、メディカルなど、クラブ運営の根幹を一緒にマネジメントしていくことになるだろう。

 

また、エドゥが行ってきた選手獲得や売却、ローンなどのテクニカル部門の面でも、協力体制を築くことになる。

私やボードメンバーの面々、オーナーと資金面で連携を取り、最終的な決定を下すことになっていく。

このクラブを前進させるため、この変更で非常にダイナミックなチームになっていくと感じている。

Revealed: Arteta is now ‘first-team manager’

 

スタッフ解雇は正当な判断

【一極集中】アーセナルのスカウト部門が死ぬ日

航空会社ならば、新たな機体を買う必要が出てくる。

レストランなら、レストランそのものに投資をしていくものだ。

そして、ここアーセナルFCでは、チームに投資していく必要があり、そうした考えに準じたまでだ。

先のような他業界はマシーン設備に重きを置いて、その上で仕事やポストというものが生まれてくる。

フットボールクラブでは、選手が投資先の第一に置かれるものだ。

 

代理人のクラブ方針の介入を否定

キア・ジョーラブシャン『スヴェン・ミスリンタットは大失敗を犯した』

私たちは、エージェントのアイデンティティに基づいてプレイヤー獲得を決めてなどいない。

エージェントが誰であるかというのは、選手獲得に動く上で、決まって最後に出てくる項目だ。

エージェント主体で決めることなんてない。

仮にそうならば、それはクレイジー戦略と言っていい。

Arsenal place trust in Mikel Arteta with promotion to first-team manager

 

エドゥ『クリアな組織体制を作っていく』

出典:arsenal.com/

スカウト部門の刷新の狙いは、少数精鋭で今よりももっと緊密に連携をとっていくためだ。

共に働く人たちへ関心を持って、もっと親しくなってもらいたい。

ある特定の地域や国に特化して働くのではなく、個々がより大きな責任を持って少人数のグループで仕事にあたりたいんだ。

それが私のビジョンだ。

 

私が望んでいるのはフットボール関連の話は、私を通す仕組みになること。

外部から見て、私が最初の窓口になるようにしていきたい。

【外注】スカウトの効率化を図るアーセナル

 

今後の移籍市場の動きについて

重要なことは、維持したいプレイヤー、ローンに出したいプレイヤー、売却したいプレイヤーなど、明確なプランニングに基づいて動くこと。

トレーニングや試合で良いパフォーマンスを披露しているのなら、機会は与えられるはずだ。

メストについて言うならば、彼がどれほど重要な存在かは認識しているが、結局はパフォーマンスの問題に着地する。

彼が上手く機能していて、トレーニングでも試合でもベストならば、ミケルは起用すると確信しているよ。

Arsenal chiefs Vinai Venkatesham and Edu reveal reasons for club’s drastic restructure

 

アーセナルは家族、でも慈善団体ではない

ヴィナイ・ベンカテシャムの理路整然な物言いは、フットボールファンとしてではなく、クラブ運営のビジネスマンとしてしっかりしたものだ。

 

個人的にはスタッフ解雇などを含め、今回のクラブ方針を支持しているのだが、どうもネガティブに捉える人は多い印象を持っている。

悲観していた人の意見は、CL出場を望んでいないのか、異様に変化を恐れていて、その主張もフットボールが事業の柱であることを忘れているようなものばかりだった。

人情などを訴え、まるでクラブ運営がボランティアや非営利団体とでも思っているのかと言いたくなるくらい幻想に塗れている。

 

フットボール界は、ビジネスとしての側面が強くなっていて、アーセナルはもう町クラブの規模ではない。

しっかりとしたビジネスモデル維持のため、取捨選択が必要だし、それが持続可能になって雇用の創出が達成できるのだと思っている。

 

まぁ、何が言いたいのかを端的に言えば、『これが正解の形かもわからないのに、ネガティブに煽っても楽しくないよね』ということだ。

 

アルテタは激務に耐えられるか

指揮官として挑む、初めてのフルシーズンを前に一気に権限付与が降りてきたミケル・アルテタ。

心配なのは、アルテタがうまく捌けるかどうかという点。

 

今回の決定で、アルテタが組織内で動きやすくなったことは素直に喜ばしいことだが、自由になったと共に責任も押し寄せてくることになる。

いくらなんでも、タスクマネジメントなどの観点から厳しそうだが、大丈夫だろうか。

 

おわりに

ラウル・サンレヒが居なくなってから、アルテタがより広い範囲で関わってくるだろうとは噂されてきたわけで、今回のアナウンスで対外的にもそれが認知されることとなった。

サンレヒ退任後の移籍戦略を語る、オーンステイン

 

アーセン・ヴェンゲルの頃に見られたワンオペ体制を改善しようと、適材適所の人事を行ってきたアーセナルであったが、結局はうまく機能しなかったようだ。

 

権限あるポストに人を入れるのであれば、信頼ある人物を持って来るしかない。

 

とにかく、現場のスタッフ陣と協力して、アルテタの負担が上手に分散していくことを祈りたい。

 

 

ひとまず、以上!