【VARの恩恵】PL28節 アーセナル v ウエストハム 試合結果
- 2020.03.08
- Premier League
- 19/20 Premier League, Alexandre Lacazette, Bernd Leno, Bukayo Saka, Dani Ceballos, David Luiz, Eddie Nketiah, Granit Xhaka, Hector Bellerin, Mesut Özil, Mikel Arteta, Nicolas Pépé, Pablo Marí, Pierre-Emerick Aubameyang, Reiss Nelson, Sokratis Papastathopoulos

アーセナルにとって苦い思い出しかない、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)
今宵の試合では、遂にアーセナルに微笑んでくれた!
ベルント・レノの活躍もあってアーセナル、CL出場権奪取に向け邁進中。
Match summary
試合の結果と、記録について少々。
試合結果
Arsenal 1-0 West Ham
アーセナル:A Lacazette (78′)
ウエストハム:None
アーセナルスクワッド
Today’s line-up. Sokratis at RB again, Bellerin on the bench. Mari and Luiz at CB, Nketiah leads the line.
Subs: Martinez, Bellerin, Guendouzi, Willock, Nelson, Lacazette, Martinelli. pic.twitter.com/20PeJFoBI3
— Charles Watts (@charles_watts) March 7, 2020
ウエストハムスクワッド
📋 Here’s how we line up this afternoon… #ARSWHU pic.twitter.com/ysfIRumdT8
— West Ham United (@WestHam) March 7, 2020
Arsenal substitute
59′ E Nketiah ⇔ A Lacazette
69′ N Pepe ⇔ R Nelson
89′ M Özil ⇔ H Bellerin
興味深いスターティングチョイスをみせた、ミケル・アルテタ。
カップ戦ではお馴染みのソクラティス・パパのRBとパブロ・マリのPLデビューが同時に起こっている。
エディ・エンケティアは、3戦連続のPLスターティングということで、すっかり馴染んでいて驚きはないが、ガビ・マルティネリが見れないのはいささか寂しい。
注目のトピックス
それでは、試合を振り返っていこう。
PLでもRBで出場した、ソクラティス・パパ
Expecting the Arsenal back four to do what Sokratis told me was “the twist” into a three in the game against Portsmouth. His height and strength could be invaluable against the Haller-Antonio frontline. https://t.co/p5pVCtQWHA
— James Benge (@jamesbenge) March 7, 2020
ソクラティスに期待。
彼の高さと強さは、ウエストハムの前線のハラー、アントニオに対しては、非常に効果的かもしれない。
セバスティアン・ハラーとマイケル・アントニオの空中戦対策のためなのか、プレミアリーグでもRBはソクラティスが入ったアーセナル。
前回のFAカップ戦に続いて起用されている。(【パブロ・マリのデビュー戦】FAカップ 5回戦 ポーツマス v アーセナル 試合結果)
LBのブカヨ・サカがプッシュしていくので、ポーツマス戦のように3バック気味で守る時間もあったような気はするが、この陣形でいつまでアーセナルは戦うのだろうか。
ただ純粋にRBの選手がアルテタの求めるレベルに達していないとするのであれば、実に不甲斐ない。
パブロ・マリのPLデビュー
In the thick of the action on his @PremierLeague debut! 👊#ARSWHU | @PabloMV5 pic.twitter.com/erZuvz8YB7
— Arsenal (@Arsenal) March 7, 2020
🇪🇸 Pablo Mari vs. West Ham
1 tackle.
8 clearances.
94 touches.
82 passes (2nd highest)
8/16 accurate long balls.
3 aerial duels won.Solid Premier League debut. #AFC pic.twitter.com/AefWkQo8DR
— Fresh Arsenal (@Fresh_Arsenal) March 7, 2020
🇪🇸 Pablo Mari vs. West Ham
1 tackle.
8 clearances.
94 touches.
82 passes (2nd highest)
8/16 accurate long balls.
3 aerial duels won.Solid Premier League debut.
危なげなく処理していたように見えた、パブロ・マリのプレミアリーグデビュー戦。
シュコドラン・ムスタフィが起用されなかった理由は、直前に太腿にトラブルがあったためとのことだった。
🗞News on @MustafiOfficial‘s absence…
Shkodran misses today’s game due to a thigh issue #ARSWHU pic.twitter.com/lwmLYquTEU
— Arsenal (@Arsenal) March 7, 2020
🗞チームニュース
シュコドラン・ムスタフィの欠場について
シュコドランは、太ももを痛めたため、この試合を欠場する。
#ARSWHHU
遂に報われたアーセナルのVAR
The crucial moment.
😍 @LacazetteAlex#ARSWHU pic.twitter.com/tYTczipMb1
— Arsenal (@Arsenal) March 7, 2020
今まで、VARで泣くことが多かったアーセナル。
この試合ではVARによってオフサイドが取り消され、ゴールが認められている。
これには、Arsenalの公式Twitterも安堵の表情を浮かべている。
Phew… 😉#ARSWHU pic.twitter.com/czT2XZRnvg
— Arsenal (@Arsenal) March 7, 2020
Mesut Ozil’s first top flight open play assist since February 27, 2019
— James Benge (@jamesbenge) March 7, 2020
ちなみにエジルにとっては、2019年の2月以来となるアシスト記録となったようである。
厄介だったウエストハムFWアントニオ
💪 @Michailantonio#ARSWHU 0-0 (40) pic.twitter.com/G2JvBG16uS
— West Ham United (@WestHam) March 7, 2020
👏👏👏#ARSWHU pic.twitter.com/iyYBwoh7eU
— Arsenal (@Arsenal) March 7, 2020
なんてセーブだ、ベルント!👏
ベルント・レノが片手で強力なセーブ。
アントニオの至近距離からのショットをブロックした。
🔴 0-0 ⚒ (56)
この試合でアーセナルに問題を引き起こしてきた選手のひとりは、マイケル・アントニオ(Michail Antonio)だろう。
彼には、何度かヒヤリとする場面をつくられてしまった。
しかし、この試合でもレノはビッグセーブを見せており、レノはファンが選ぶMOMに輝いている。
Okay Gooners, this one’s for you…
Who was your man of the match today? 🤔#ARSWHU
— Arsenal (@Arsenal) March 7, 2020
Goonerの皆さん。
今日のマン・オブ・ザ・マッチは誰だった?🤔
#ARSWHU
BIG
SAVE
BERND👏 @Bernd_Leno | #ARSWHU pic.twitter.com/138N1PjaiC
— Arsenal (@Arsenal) March 8, 2020
8戦負けなしのアーセナル『9位』
Arsenal: longest unbeaten run in the Premier League, active.
Arsenal: longest unbeaten run in the Premier League, ever. pic.twitter.com/dMxhVJ2Jis— Squawka Football (@Squawka) March 7, 2020
アーセナル:現在のプレミアリーグの無敗記録がもっとも長いチーム
アーセナル:プレミアリーグで唯一の無敗優勝チーム
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リヴァプールの無敗が途切れたため、アーセナルが現在の無敗記録のトップとのこと。(リヴァプールがやっと負ける)
これでアーセナルは、現状最長記録となる、プレミアリーグ8戦負けなし。
PLでの順位を『9位』とし、5位に3ポイント差、4位に5ポイント差と迫っている。
アルテタ『ベストパフォーマンスではないが、満足』
💬 “Performances are related to winning or not winning matches and with this period that we’re creating, I think it helps to that as well.”
📰 Read more from @m8arteta 👇
— Arsenal (@Arsenal) March 7, 2020
結果について
- 幸いなことに運にも恵まれたと思うが、個々に良いパフォーマンスをしてくれたおかげだと思う。
- 最高のパフォーマンスとは言えないが、勝利を手にしたので結果には、満足している。
VARについて
- ゴールが認められなかったとき「(時間的にも)大丈夫だ」と思っていたが、スタッフが「ゴールだ!」とアピールしていた。
- VARの結果には期待していなかったが、今回の判断には非常に満足している。
パブロ・マリのデビュー
- 前半はやるべきことを整理するのに少し時間を要していたが、総じてとても良かったと思う。
- 勇敢で、献身的で、ボールがなくても印象的なプレイをしていて、存在感があった。
- 周囲への声がけなどを含め、良い能力とキャラクターを持っている。
- 彼の出来には、とても満足している。
無敗を維持していることについて
- パフォーマンスは、勝ち負けに紐付いているので、参考になる良い指標だと思う。
- 今日の試合についてレビューし、次のマンシティ戦に備えていきたい。
勝利の瞬間 🙌
ハラハラしたVAR

マーティン・アトキンソン(Martin Atkinson)が主審ということもあり、期待していなかったVAR。
だが結果的に、ゴールが認められて本当に良かった。
今回の勝利のおかげで、アーセナルはCLへの望みを繋ぐことができた。
それにしてもほんの数センチの差だったようで、ウエストハムとしては悔しい結果となってしまった。
VAR! pic.twitter.com/qWyl9IcweJ
— Charles Watts (@charles_watts) March 7, 2020
おわりに
フルタイムのホイッスルのときのダヴィド・ルイス & パブロ・マリ。
#cleansheet #3points
これで希望を残すことに成功したアーセナルではあるが、着々とシーズンの終わりも見えてきている。
アーセナル以外のチームがうまい具合に早く落ちてきてくれればいいのだが、ここにきてモウリーニョのトットナムがバーンリー戦でユニークな戦術を披露している。
Mourinho playing five centre-backs away at Burnley 😂
We’re in for a treat 🤭#BURTOT pic.twitter.com/7nECzyh0eD
— Goal (@goal) March 7, 2020
モウリーニョがアウェイのバーンリー戦で、5人のセンターバックを並べてプレイする😂
これは、お楽しみだ🤭
#BURTOT
なんと、5人のCBを並べてきて挑んだようだ。
実に、ジョゼ・モウリーニョぽい戦術だ。
※結果は、「1-1」のドロー
この戦術のおかげで、ありがたいことに足踏みをしてくれているトットナム。
アーセナルとしては、喜ばしい限り。
アーセナルの次の試合は3/12(木)に行われる、延期となっていたPLアウェイのマンチェスターシティ戦。
CL権奪取のためには、なんとしても3ポイントがほしい。
アルテタ・アーセナルの戦いに注目だ。
ひとまず、以上。
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