【残り4試合】PL35節 アーセナル v ウエストブロム 試合結果

【残り4試合】PL35節 アーセナル v ウエストブロム 試合結果

ヨーロッパリーグ敗退後のリハビリとしては、これ以上ないほどに適切な相手だった。

負けたら即降格決定のウエストブロムはアーセナルに適度な緊張感をもたらし、序盤こそ苦しめられたが、点を奪ってからは終始リラックスムード、選手からは笑みも溢れていた。

この試合でクリーンシートが獲れたら、それはそれでとてもハッピーな気分だったろうが、まあ今のアーセナルに多くを求めてはならない。

勝ったという事実だけで十分だ。

Match summary

試合の結果と、記録について少々。

試合結果

Arsenal 3-1 West Bromwich Albion

アーセナル

E Smith-Rowe (29′)
N Pepe (35′)
Willian (90)

ウエストブロム

M Pereira (67′)

レフェリー

Peter Bankes

スタジアム

Emirates Stadium

Arsenal v West Brom

ローテーション、それはわかる。驚きだったのはセンターガビ

Transfermarktでも確認してみたが、今季初めてのCFでのスターティング起用だった。

ちゃんとベンチには消耗していないエディがいるのだが、ミケルのチョイスはガビ。

あとは、ふむふむといったところ。

ベンチにはGKライアンではなく、ルナルソンが入っていたのはちょっとしたサプライズ。

 

WBAに派遣中のメイトランド・ナイルズは、当然この試合には起用されないのだが、自分がいない試合&所属元相手に降格を決められたのだから、心のうちは複雑だろう。

そして来季以降、彼の居場所がアーセナルにあるかは不明のままだ。

メイトランド・ナイルズ『成長を実感する』

 

Arsenal substitute

60′ G Martinelli ⇔ A Lacazette
63′ E Smith-Rowe ⇔ K Tierney
76′ D Ceballos ⇔ T Partey

 

注目のトピックス

過去を断ち切る試合

ミケルの今季のトレンドワード、『数字的に不可能になるまで諦めない』

それを再三に口にして迎えた終盤、もう残り4試合を全勝しても、トップ4入りは不可能になっていた・・・。

チャンピオンズリーグの切符は品切れになってしまったので、今のアーセナルは他のヨーロッパコンペティションの切符を探し求めている。

どの列に並んでも、もはや最後尾で獲得の望みは無いに等しいのだが、とにかくポイントを掻っ攫って列を乱すしかない。

ビジャレアルに負けて、ウナイ・エメリのフットボールに手も足も出なかった現実、これから待つ空虚なシーズンオフ、様々なネガティビティを断ち切るためにアーセナルは戦う。

 

スミス・ロウ、PL初ゴール

苦しい時間帯もあったが、30分にスミス・ロウがアーセナルに先制点をもたらした。アシストはサカ。

スミス・ロウにとってこれがプレミアリーグ初ゴール。

12月のチェルシー戦で、存在感を発揮してからちょくちょくアシストは記録してきたが、今季のうちに得点もゲットできてなによりだ。

ブカヨ・サカは、2018年11月にデビューしてからこれで19アシスト目。Opta曰くこの期間で彼よりも多くのアシストを記録したGunnersはいないとのこと。

クロスの質も凄いが、スミス・ロウが左で合わせたのも非常に美しかった。

ペペ、らしさ溢れるゴール

アーセナルは明らかに、先制点をゲットしてから動きが軽くなっていった。

スミス・ロウが決めてから6分後の35分、ニコラ・ペペもゲット!(アシストはチェンバース)

『これだよ、これ!』と思わず言いたくなるショットだった。

私だけでなく、他のGoonerが期待しているペペの働きがこれだと思っている。

 

1月以来の完封、おあずけ。

久しぶりのホームクリーンシート達成の兆しが見えたと思ったら、スペクタクルゴールを決められてしまった。

67分、マテウス・ペレイラ(Matheus Pereira)が自陣エリア内から独走、セバージョスは1度も並走すらできずに指差し確認なんかしていたら、ボックス外から射抜かれていた。

この日のWBAで一番のプレイヤーだったのが、ペレイラ(25歳)。

さてどこのクラブが引き抜くか。

 

ウィリアンが息の根を止める!

ウィリアンにも『初ゴール』が生まれている。

ウエストブロムの1シーズンでの降格が確定した瞬間だった。

ウィリアンは、37試合目にして待ちに待ったアーセナルキャリア初ゴール!

今シーズンのPLでペナルティエリア外からのショットは3本、うち2本はフリーキックとのことで、『もっと彼に打ってもらったほうがいいのではないか』という声がちらほらと。

それにしても、今季のうちにゴールを獲れて本当に良かった。

ショットコースも見事だったが、エルネニーのコース空けがチームで掴み取ったゴールという感じがして好きだ。

 

選手採点 by Skysports

Arsenal 3-1 West Brom: Gunners send Baggies down as Sam Allardyce suffers first Premier League relegation

Arsenal

Leno (6), Chambers (6), Holding (6), Gabriel (6), Saka (9), Elneny (6), Ceballos (6), Smith Rowe (7), Pepe (8), Willian (7), Martinelli (6)

Subs: Lacazette (6), Tierney (7), Partey (6)

West Brom

Johnstone (6), Furlong (6), Bartley (6), Ajayi (6), Townsend (6), Yokuslu (6), Gallagher (6), Phillips (7), Pereira (8), Robinson (7), Diagne (6)

Subs: Robson-Kanu (6), Diangana (6)

Man of the match

Bukayo Saka

 

MoMは文句なしでサカ。

彼のようなインパクトある選手をLBに置くのは、もったいないと思ってしまうのだが、ウィリアンの『溜め』との相性が抜群だった。

こういった縦の相性を考えると、ガビはセンターに置くしかなかったのかもしれない。

 

HIGHLIGHTS | Arsenal vs West Brom

 

試合後のミケル・アルテタ

Arteta on the win, Smith Rowe, Saka and more

復調の兆し?

  • ELで負った痛みを和らげるためには、試合に勝つことが一番だった。
  • 失点後、トーマスを入れるまではナーバスに見えたが、しっかりと3つの素晴らしいゴールを決めてくれた。
  • この試合は、ファイナルを逃した直後ということもあって、勝利が必要だった。

プレッシャーから解放された?

  • No, 私たちはすべての試合に勝つという大きな責任がある。
  • 私たちのレベルや能力に疑問を持つ人もいるだろうが、最後まで戦う姿勢だけは疑われたくない。

7位トットナムまで5差、食える?

  • それもモチベーションのひとつ。しかし、私たちがコントロールできるのは己の結果だけ。
  • 私たちがすべきことは、自分たちの試合に勝つこと。

ブカヨ・サカについて

  • 彼は、さまざまなポジションを理解する知性を持ったキッド。
  • ウエストブロムの出方を考えて、LBを任せた。
  • あのポジションでプレイするのは久しぶりで、守備面ではまだ学ぶべきことがあると思うが、正しいアプローチをしていた。

ビジャレアル戦、サカをLBにしておけばと後悔?

  • No.
  • グラニトを先発させられなかったことを後悔している。
  • 私たちが準備したすべてのことが、彼を起用することを前提にしていた。それが私の最大の後悔。

UECLへの出場権を獲得することは成功といえる?

  • このクラブが今、求めている成功とは、プレミアリーグ、ヨーロッパリーグ、FAカップ、カラバオカップの優勝。
  • 結果、私たちはそのどれも満たせてはいないが、1年前と比較して現在の状況はどうかと聞かれれば、改善はできていると思う。

スミス・ロウが交代時、足を引きずっていた…

  • わからないが、ハムストリングに違和感があったようだ。
  • (残りの欠場する?)わからない。大事に至らないことを祈っている。

スミス・ロウのPL初ゴール…

  • 12月にプレイを始めて以降、彼は素晴らしいシーズンを送っている。しかし、アーセナルの10番にとって信じられないようなシーズンというのは、15ゴールと10アシストを残すレベル。
  • そうすれば、ヨーロッパでもリーグでもトップの選手たちと肩を並べることができる。彼にはその能力があるが、まだできていない。

ウィリアンのアーセナル初ゴール…

  • 彼は過去、何年も前からゲームの中ですべてを達成してきた。
  • 今シーズンは、なぜか能力を最大限に発揮できなかった。
  • これまで、その兆しを見せてきたわけだが、今日はその能力を見せつけた試合といえる。

チェルシー戦、再びローテーション?

  • ヨーロッパリーグでの日程は、とてもクレイジーだった。
  • 3日に1度のペースで試合をしてきて、リフレッシュする必要があった。
  • 今は、正しいメンタリティと姿勢を持った選手が必要。

 

次は、チェルシー。

がんばってGunners。

スミス・ロウ『待ち焦がれた瞬間』

‘It’s a moment I’ve been waiting for all season!’

PL初ゴール…

  • シーズン中、ずっと待ち望んでいた瞬間。
  • この素晴らしいクラブで得点することを待ち望んでいたから、夢が叶った。
  • B(ブカヨ・サカ)がウイングでボールを持って、クロスを上げたとき、できるだけ落ち着いていようと思ったけど、良いフィニッシュができて満足している。

ブカヨ・サカ…

  • ブカヨは多くの経験を積んでいて、とても多才で様々なポジションをこなすことができる。
  • お互いのことを知り尽くしているようなものだから、これからも一緒に戦って行きたい。

クールにインタビューに応じるが、笑みが溢れてしまうエミル・スミス・ロウ。可愛らしい。

 

おわりに

試合には勝ったが、この1勝で劇的に順位が変わることもなく・・・。

次はチェルシーとのダービーマッチ。

チェルシーは、チャンピオンズリーグだけでなくFAカップでもファイナルに進出している。

CLの相手となるマンチェスターシティは、カラバオを既にゲットしており、順当に行けばプレミアリーグを獲る。

 

正直、他クラブの栄光などどうだっていいのだが、『アーセナルだって来季こそ』と思えないのが一番悔しい。

 

20/21 PL Arsenal

Round Opponent Result Position
1 FUL(A) Win 1
2 WHU(H) Win 3
3 LIV(A) Loss 5
4 SHU(H) Win 4
5 MCI(A) Loss 5
6 LEI(H) Loss 11
7 MUN(A) Win 9
8 AVL(H) Loss 11
9 LEE(A) Draw 12
10 WOL(H) Loss 14
11 TOT(A) Loss 15
12 BUR(H) Loss 15
13 SOU(H) Draw 15
14 EVE(A) Loss 15
15 CHE(H) Win 15
16 BHA(A) Win 13
17 WBA(A) Win 11
18 CRY(H) Draw 11
19 NEW(H) Win 10
20 SOU(A) Win 9
21 MUN(H) Draw 10
22 WOL(A) Loss 10
23 AVL(A) Loss 11
24 LEE(H) Win 10
25 MCI(H) Loss 11
26 LEI(A) Win 10
27 BUR(A) Draw 10
28 TOT(H) Win 10
29 WHU(A) Draw 9
30 LIV(H) Loss 10
31 SHU(A) Win 9
32 FUL(H) Draw 9
33 EVE(H) Loss 10
34 NEW(A) Win 9
35 WBA(H) Win 9
36 CHE(A)
37 CRY(A)
38 BHA(H)

地味に久しぶりのPL2連勝を飾ったのが、この試合のおもしろいところかもしれない。

 

 

ひとまず、以上。

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