【過酷】PL13節 アーセナル v サウサンプトン 試合結果

ホームの連敗を『4』でストップ!(引き分けで….)
9節リーズ戦以来、3試合ぶりポイント獲得!(1ポイント….)
喜びべきなのか、がっかりすべきなのか、もうよくわからない。
決めるべき人が点を挙げたのは、喜ばしいが、またもや自分で自分の首を絞めてしまった。
Match summary
試合の結果と、記録について少々。
試合結果

Arsenal 1-1 Southampton
アーセナル:P Aubameyang (52′)/ G Magalhães (🟥 62′)
サウサンプトン:T Walcott (18′)
レフェリー:Paul Tierney
感情の起伏が激しい試合だった。
アーセナル スクワッド
ヘクター・ベレリンとグラニト・ジャカが出場停止のため、メイトランド・ナイルズとダニ・セバージョスがIN。
その他は変更してこないと思いきや、ニコラ・ペペとエディ・エンケティアがスターティングに帰ってきた。
サウサンプトン スクワッド
Arsenal substitute
65′ E Nketiah ⇔ D Luiz
67′ D Ceballos ⇔ J Willock
85′ N Pepe ⇔ C Soares
注目のトピックス
【0-1】前半に失点、フィオ・ウォルコット決める
まさか本当に、前半のうちに得点してくるとは。(PL13節 アーセナル v サウサンプトン プレビュー)
元Gunnersフィオ・ウォルコットに初再会で初ゴールを決められてしまった。
2018年1月にアーセナルを去って以降、初めてのアーセナル戦出場だったようだ。
ウォルコットはこれで、PLエミレーツ38ゴール目を記録。
彼より多く決めているのは、ロビン・ファン・ペルシ(46)、オリヴィエ・ジルー(40)の2名だけだという。(opta)
ウォルコットのお馴染みのフィニッシュで、今宵も失点スタートのアーセナルであった。
ホームの利を感じることなく前半終了

純粋に上位チームと降格圏すれすれのチームの戦いとして見れば、妥当なスタッツなのだろうが、ことアーセナルの試合として見ると実に酷い前半であった。
スカスカの中盤、ディフェンスのカバーもなく、オフェンスも繋がりが見出だせていなかった。
アーセナルは『個』、サウサンプトンは『集』で戦っている印象を受けた。
さすがにエドゥも焦るか。
Arsenal’s technical director Edu does not look best pleased in the stands 😳#PLonPrime #ARSSOU pic.twitter.com/fNuKcbNz4U
— Amazon Prime Video Sport (@primevideosport) December 16, 2020
【1-1】オバメヤン、決める!
52分、ブカヨ・サカが左から3人を蹴散らし、エンケティアからオバメヤンへ。
今一番、点を獲ってほしい人物が決めてくれた。
オバメヤンの6試合ぶりのゴール(今季3ゴール目)
決めたところで、まだ同点だったが、めちゃくちゃ嬉しかった。
オバメヤンにとって開幕初戦のフラム戦以来のオープンプレイゴール&今季初ホームゴールだった。
誰もがここから、一気に逆転できると思ったことだろう。
2試合連続の退場者…
前節のグラニト・ジャカに続き、この試合でも退場者を出してしまった。
62分に2枚目のイエローを貰い、まさかの退場となったのは、CBガブリエル・マガリャンイス。
57分に1枚目を貰っていたのだが、その僅か5分後にウォルコットのスピンに翻弄されて2枚目を貰ってしまった。
主審のポール・ティアニーといえば、オバメヤンにレッドカードを出した人物として記憶に新しい。
またしても、『これから』というところで勢いを落とす羽目に…..。
これはもう、呪われている。
引き分け狙いに徹する?
今回も10人での戦いを強いられてしまったが、勝利がほしいアーセナル。
10人でも血眼になって、3ポイントを狙いにいくかと思いきや、セオリー通りに手堅く1ポイントを取りにいったようだ。
まずは、エンケティアに代えてダヴィド・ルイスを投入(祝・PL200試合出場)。
そして、ニコラ・ぺぺに代えて、セドリック・ソアレスを入れた(古巣対決)。
どうにかこうにかサウサンプトンの猛攻を凌いで、アーセナルはホーム5連敗を避けたのであった。
15位から抜け出せず

この結果、アーセナルは15位のまま、サウサンプトンは3位に浮上している。
13試合を終えて、14ポイント。
サウサンプトンは良いチームだが、アーセナルにとってはMust Winの相手だったはず。
今回のオバメヤンのゴールでチームが上向きになるのであれば、意味のある引き分けだったと思えるが、とにかくこれが良い意味でのターニングポイントになることを祈ろう。
選手採点 by Skysports
Arsenal
Leno (7), Maitland-Niles (6), Holding (7), Gabriel (5), Tierney (7), Ceballos (7), Elneny (6), Saka (8), Pepe (6), Aubameyang (7), Nketiah (6).
Subs: Luiz (7), Willock (6), Cedric (n/a)
Southampton
McCarthy (6), Walker-Peters (6), Bednarek (6), Vestergaard (7), Bertrand (7), Armstrong (7), Ward-Prowse (7), Romeu (8), Walcott (8), Adams (7), Ings (7).
Subs: Redmond (6), Djenepo (6).
Man of the match
Theo Walcott
HIGHLIGHTS | Arsenal vs Southampton
アルテタ『もしまた負けていたら…』
Arteta on… the draw, resilience, the red card
結果について
- 10人で35分を戦うことになったが、何としてでもポイントを取らなければならなかった。
- 失点にはがっかりしたが、うまく試合の流れを戻したと思う。
レッドカードに不満は?
- 10人でこれだけ長い時間を戦うのは、非常に困難なもの。
- 選手は決して諦めなかったし、失点後は心配もあったが、彼らは逆の反応を見せてくれた。
この試合の重要性とは?
- 重要な一戦という思いは、確かにあった。
- もしまた負けてしまったら…本当に難しいものになっていた。
- 選手たちは期待しているものを示し、スタンドも含め全員が戦っていた。
- 強いシグナルがあったし、本当に満足している。
このゴールがオバメヤンにどう作用するか?
- これがきっかけとなって、劇的にすべてが変わって欲しいと思っている。
- 彼が毎試合得点を決めてくれることを願っている。
- プレッシャーからも解放されたと思う。
オバメヤン『チームで挙げたゴール』
💬 “Hopefully this unlocks a little bit because he is a player who needed that moment.”@m8arteta 🤝 @Aubameyang7 pic.twitter.com/9pEGvPSRr5
— Arsenal (@Arsenal) December 17, 2020
Aubameyang on his goal, the draw, the red card
結果について
- 最後は厳しかったが、チームはすべてを出し切ったと思う。
- この試合は勝つべきだったから、残念な思いもある。
ゴールについて
- 自分のゴールではなく、チームで成し遂げたこと。
- さっきも言ったように、ポイントが必要だったから、自分が得点したかどうかは関係ない。
- 今は、試合に勝ってポイントを取ることが一番大事。
レッドカードについて
- 今はポイントが必要だから、少しナーバスな時期。
- ミスは理解できるけど、冷静さを失わず、11人で試合を締めることが大事。
- 今夜も10人になったのはきつかったが、ポイントを手にした。
- 満足しているとは言えないが、ポイントを積み上げていくしかない。
次節はエヴァートンだが?
- 信念を持ってエヴァートンに挑む、そして勝つ。それだけ。
ウォルコット『もうサウサンプトンの選手』
結果について
- 1ポイントでも取れたら良いと思っていたが、相手が10人になったことを考えると、残念な結果。
- この試合は、自分たちの手の中にあった。
- あと10分あれば、勝てたかもしれない。とても残念。
セレブレーションについて
- どこでプレイしていようが、ゴールを決めることはベストフィーリングそのもの。
- エミレーツで多くのゴールを決めたが、今はサウサンプトンのシャツを着ている。
- 私にとって、サウサンプトンのためにプレイできることは、非常に重要なこと。
おわりに
これ、負けていたらどうなっていたのだろう。
『引き分けで本当に悔しい!』とアルテタもオバメヤンも言わなかった。
『1ポイント取れて、まずは良かった』という内容のインタビューだった。
それくらい厳しいのだろう。
ただ、せめて、テンプレでも構わないから、強気なコメントがほしかったなあ….。
次は、5位のエヴァートン。
エヴァートンは今節はレスターと対戦して、見事に3ポイントを勝ち取っている。
12月20日 (日曜日)⋅02:30~04:15
ガブリエル『謝りたい。』
💬 @biel_m04 pic.twitter.com/25MnygPweb
— Arsenal (@Arsenal) December 16, 2020
今日の出来事について謝りたい!
これからも顔を上げて、チームメイトを助けていく。
マジー・エリスを久々に確認
余談だが、この試合の副審にシアン・マジー・エリス(Sian Massey-Ellis)が入っていた。
アグエロのセクハラ事件から見ていなかったため、久々に姿を確認した気がする。
結局あれから、くだんの件は話題にはなっていないが、彼女は尊敬すべきスペシャリストだからこれからも頑張ってほしい。
ひとまず、以上。
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