【分析結果】ウナイ・エメリは有能なのか/エルネニ、ミラン移籍の噂

【分析結果】ウナイ・エメリは有能なのか/エルネニ、ミラン移籍の噂

3連休、いかがお過ごしでしょうか。

さて、今日もアーセナルの情報をピックアップしてお送りします。

どうぞご査収ください。

Arsenal Update

毎度、お世話になっているフットボール・ロンドンから。Unai Emery’s 2019/20 season rated: How Arsenal boss is faring for tactics, youngsters and more

19/20シーズンここまでのウナイ・エメリについて多角的に分析している。

ウナイ・エメリの戦術やあれこれ

Michael Regan / Getty Images

アーセナルがシーズン目標を達成するコースに入っているのにも関わらず、ウナイ・エメリに対する反対意見は顕著な盛り上がりをみせている。

そこでfootball.londonは、マネジャーとしての判断されるべき主要な面からエメリの素質について分析した。

戦術とプレイスタイル

おそらく、エメリとGoonerの考えの相違はホームで展開される戦い方にあると思われる。

ヴェンゲルの最終年の特徴の1つは、サンティ・カゾーラとメスト・エジルの併用であった。

一方、エメリはディフェンシブミッドフィルダーをビッグゲームで多用する戦い方を展開している。

エメリのやり方に哲学があるのかを疑問視する声が多い。

今のアーセナルとしては、前線からアグレッシブにプレスを展開して試合を支配するチームを作りたいと考えている。(そのためルーカス・トレイラは高い位置で使われている)

しかし、あまりにも頻繁に対戦相手によって戦術を変えるやり方では、一貫性がなく哲学があるのかわからないと言われても仕方がない。

前線から仕掛けることに重きを置いた分、アーセナルは後方から展開する際に非常にゆったりしてしまっている。

最悪の場合、オバメヤンの一人頼みになっている。

興味深いことに、アーセナルの哲学が最も目立つのはユース選手が前線で組んでいるときだ。

ガブリエル・マルティネリやブカヨ・サカなど、エメリの狙い通りに前線からプレスを仕掛け、Gunnersを牽引しているのだ。

しかし、アーセナルはビッグゲームでそのようなフットボールができておらず、実現するまではエメリのことを好意的に見るのは難しい。

評価:4/10

チームセレクション

3人の重要なディフェンダー(ヘクター・ベレリン、キーラン・ティアニー、ロブ・ホールディング)がいなかったことや当たっているアレクサンドル・ラカゼットの負傷離脱のことを考えるとエメリには多少の同情の余地はあるだろう。

しかしそれがなかったとしても、ウナイ・エメリの評価はさして変わらない。

エメリのプランである、4-3-3はトレイラが自陣をプッシュし、後方のアンカーが空いたスペースをカバーしなければならないが、グラニト・ジャカでは不十分だ。

エメリはビッグゲームでトレイラ、ジャカ、マテオ・ゲンドゥージの3人を中盤に起用。

それによって、前線が孤立してしまったことを試合後の会見で認めている。

それでもまた懲りずにその戦術を用いたのだ。

そのおかげで優れた選手である、ダニ・セバーロスとジョー・ウィロックを我々は見れないでいる。

さらにエラーを起こしやすいダヴィド・ルイス、ソクラティス・パパスタソプーロスのコンビにはテコ入れをせず。

シーズン初めに波に乗れていなかったからといって、カラム・チェンバースを起用しなかった。

それでもチームに違いを与えるチェンバースは、エインズリー・メイトランド・ナイルズのリプレイスとしてすぐにスターティングとして戻ってきた。

ウナイ・エメリは、ダヴィド・ルイスやグラニト・ジャカのような期待に沿わない選手に対してはテコ入れをしない。

評価:4/10

サブの使い方と整合性

これまでエメリはチームにミスがあった場合、ハーフタイムを使ってチーム構成をシャッフルするなどしてその都度調整を行ってきた。

だが今季のここまで、その行動はさほどみられていない。

また控えのメンバーがアレックス・イウォビやヘンリク・ミキタリアンのような経験豊富な選手から、ブカヨ・サカなどのヤングスターに変わったことも変化の1つだ。

エメリは、前後半でシステムを変更することをやめたのかもしれない。

アンフィールドで3-1で負けた試合。

エメリはなにもせず、クロップは動いた。

その結果、リヴァプールはリーグリーダーに君臨している。

ワトフォード戦でも同様の指摘ができる。

アーセナルは2-0のリードでハーフタイムを迎えたが、アーセナルの後方からのビルドアップはワトフォードを誘い続けていた。

結果として、3ポイントは弾け飛んだ。

評価:4/10

ヤングスターの育成

エメリは今かなりのヤングスターを受け入れている。

それを縮小するつもりはないようだ。

エメリの下で、ジョー・ウィロックはほかのミッドフィルダーと違いボールを前に押し上げることのできるプレイヤーへと成長した。

また、サカの活躍もあってほかのヤングスターの出場機会が多くなっている。

ガブリエル・マルティネリの加入は正解のように思えるし、リース・ネルソンも評価を上げている。

ベレリン、ホールディング、チェンバース、ティアニーなどの若いディフェンダーも豊富にいる。

さらに、20歳でファーストチームに定着しているゲンドゥージもいる。

エメリのヤングスターへのアプローチは、これまでのシーズンで最大の成功といえそうだ。

評価:9/10

選手とのコミュニケーション

Image: Julian Finney/Getty Images

エメリは否定しているが、選手とのコミュニケーションに苦労しているとメディアは見ている。

この根拠の多くはメスト・エジルとの関係だろう。

それでも、エメリのメッセージは明確だ。

すべての選手は平等であるということ。

試合に出るに値することを証明するのは、エジル次第といえるだろう。

評価:6/10

全体のパフォーマンス

最終的なアーセナルの着地地点はチャンピオンズ・リーグだ。

Gunnersがそこに復帰さえすれば、結局は成功といえる。

現時点では、目標に沿っているため失敗とは言えない。

エメリの今の課題は、アーセナルをトップ4に導く方法が分かりづらいということ。

ヴェンゲルの時代から続いているディフェンダーの欠陥は、ファンを激怒させている要因の1つだ。

現在、アーセナルのボスにエラーといえるものはない。

彼は自分に課された目標を達成しようとしているが、サポーターとの関係は修復も必要だ。

それが変わらないのであれば、文句を言わせぬくらい、結果は完璧でなければならない。

評価:5/10

 

今日まで、色々とエメリに対する疑問を書いた記事を扱ってきたけれど、どの記事も行き着く結論は似ている。

 

  • エメリのやりたいことがわからない。(トレイラをアンカーで使わず、No.10のあたりで起用)
  • エラーの多い、ジャカを固定メンバーに据えるなんて信じられない。
  • 中盤でボールを収める選手がいないから前線が孤立しがち。(エジル使えばいいのに、嫌ならウィロックをスタートから使えばいい。)
  • ディフェンスが不安定。いつになったら改善するのか。
  • アウェイのフォームは悪いまま。

 

そして続く、エジルとエメリのいざこざ話。

エジルのこの世と思えない好成績をみて、エジルを使え!という声も多い。

ただ、彼がエメリを見返そうと思わないことには難しい。(メスト・エジル、家を売却してトルコ行きの準備!?

 

モハメド・エルネニにACミランが興味?

Tuttosport経由のニュースから。Ieri al Milan è stato proposto l’egiziano Elneny: giocatore di proprietà dell’Arsenal ma in prestito al Besiktas

どうやら、今年2019年の1月にミランがエルネニの獲得に動いてた模様。

結果として、エルネニはベシクタシュJKに貸し出されることになった。

ただ、アーセナルとエルネニの契約は2022年まであるので、再度話に挙がる可能性はあり得る。

※ちなみにエルネニは、ローン先のベシクタシュでもうまく定着できていない様子。

 

深刻なアーセナルのディフェンス

あまり嬉しくないほうの統計のおはなし。

昨シーズン、アーセナルは1試合13.1ショット許している。

これはアーセナルとしてのニューレコードにあたるものだ。

今シーズンは、これまでの試合で1試合17ショット。

ヴェンゲルのときのワーストは2013-14の11.9ショット。

インヴィンシブルズ(Invincibles)のときは9.9ショットだった。

 

どれだけ打ち込まれているのかがわかるアーセナルディフェンス。

アーセン・ヴェンゲルのときよりも、ディフェンスは崩壊しているということになる。

 

わかってはいたが、ショック。

 

 

ひとまず、以上!