アレクシス・サンチェス『アーセナル復帰を懇願していた』

アレクシス・サンチェス『アーセナル復帰を懇願していた』

さて、今日のアーセナルトピックスをみなさまと共有したく存じます。

2018年にアーセナルから、マンチェスターユナイテッドへ移籍していったアレクシス・サンチェスは今夏から、インテルに完全移籍を果たした。

サンチェスのプレミアリーグジャーニーが一旦終わったということで、自身が怒涛のPLキャリアを振り返っている。

サンチェス、アーセナル出戻りを希望していた

今季からインテルの一員となったアレクシス・サンチェスが、自身のInstagramでマンチェスターユナイテッド移籍のあれこれを振り返っている。

2018年、ヘンリク・ミキタリアンとのスワップでアーセナルからマンチェスターユナイテッドへの移籍に移籍しているが、本人曰く、この移籍は失敗だったという。

 

このチリ人はマン・ユナイテッドでの2年間で、45試合に出場したが、僅か5Gの成績に終わっており、期待に応えることなく退団している。

 

サンチェスは当初、マンチェスターシティ移籍に近づいていた。

だが、彼は高給を要求しており、最終的にユナイテッドが射止めたという経緯がある。

 

しかし、サンチェスがユナイテッドに着いたとき、自分が移籍を急ぎすぎていたことを悟り、ショックを受けたようだ。

 

大好きなユナイテッドに加入したが…。

私は、ユナイテッドに移籍することを決めた。

魅力的に映っていたし、私にとっても良いことだと思っていた。

子供の頃から、このクラブがとても好きだったからね。

最終的にサインを交わしたわけだが、クラブ内で何が起きているのかまでは、聞いていなかったんだ。

 

中に入らないと気付かないことがあった。

最初のトレーニングセッションで、多くの違和感があったのを覚えているよ。

セッション後、家に帰って家族とエージェントに『アーセナルに戻るため、ユナイテッドとの契約を破棄できないか』と聞いたんだ。

彼らは、笑っていたよ。

私は彼らに訴えたが、それは通らなかった。

もう、サインしたんだからね。

 

最初の数ヶ月は、ずっとそんな気持ちを抱えていた。

あの時のマンチェスターユナイテッドは、チームとしての団結力がなかったんだ。

 

本当の「家族」ではなかった

サンチェスは、大きな期待を背負って2018年1月にユナイテッドに移籍した。

しかし、クラブトップの高給取りになったことで、チームの失敗のスケープゴートされたようだ。

 

これは、私が経験したことだ。

ジャーナリストが事実を知らずに好き勝手に話すんだ。

それが本当にキツかった。

彼らは、クラブの中で何が起こっているのか分からずに的外れなことばかり言うんだ。

 

彼らはあれもこれも『お前のせいだ』と言ってくるが、プレイヤーは環境に左右されることだってある。

あの瞬間、私たちは本当のファミリーではなかったと思うよ。

 

そしてそれは、ピッチ上に反映されていった。

チームの不振を誰かのせいにする必要があったから、私はターゲットにされたよ。

 

輝かしいアーセナル時代からの転落『ありえない』

サンチェスがユナイテッドに加入したとき、指揮官はジョゼ・モウリーニョだった。

加入初年度は、モウリーニョからの信頼を感じることができたというサンチェス。

だが、次のシーズンからは信頼は薄れ、開幕戦ではまさかのスクワッド外を経験することになる。

サンチェスのキャリアで、初めてのことだった。

サンチェスは呆然とし、マンチェスターユナイテッドは3-1でウエストハムに敗れ、最終的にモウリーニョはその数ヶ月の12月に解任されることになった。

 

ウエストハムとの一戦を覚えているよ。

私は、選ばれなかった。

キャリアの中で、そんなことは一度もなかったよ。

 

あれが契機となって、大きく変わっていった気がする。

あの日、『プレミアリーグで最高の選手のひとりとなった自分が、5ヶ月でこんな立場になるなんて、あってはならない』と自分に言い聞かせたよ。

 

家に帰っても、悲しみに暮れていた。

Alexis Sanchez wanted Manchester United exit after first training session

 

悔しさを感じるサンチェスのコメント

アーセナルで結果を残したのだから、きっと、絶対、マンチェスターユナイテッドでも確固たる居場所を確立できると思うのは当然のことだろう。

 

ただ、実際はそうではなかったと。

それも自分のクオリティ云々ではなく、トレーニングセッション初日から、違和感があるくらいチームの雰囲気が異様だったという。

 

あぁ、戻りたいなあ。

アーセナルで、ヴェンゲルのもとで、自由にプレイしていたときの方が良かったかもなあ。

 

もっと上を目指すために移籍したのに、この気持ちはなんなんだろう。

 

そんなサンチェスの悔しさと後悔を感じさせるコメントだった。

 

人生あるある、サンチェスの感情

『思っていた環境と違ったから、元の居場所に戻りたい!』

  • 甘ったれたこと言うな!
  • 自分で決めたんだろ!
  • お金という尺度で決めたんだから、文句つけるな!

そんな声が聞こえてきそうだ。

 

そういえば、セスク・ファブレガスも未だにこちらをチラチラ見てくるが、その路線で行く気だろうか。

余談だが、個人的にはどんな形であれ、移籍したからには前向きに頑張ってほしいと思っている。

だから、こうGoonerの様子を窺うようなコメントは嬉しくもなんともなく、逆にモヤっとしてしまう。

セスク・ファブレガス、退団を語る『楽しかったが、熱量が違った』

 

 

さて、今回のコメントを喜ぶGoonerもいるだろう。

だが、ユナイテッドファンからしたら非常にモヤッとすることだろうと思う。

  • 最高の条件を提示してそれを飲んだからには、頑張ってよ!
  • 破格の条件なんだから、文句くらい言わせてよ!
  • ユナイテッドを出ていって、さっそく文句なんて気分悪い!

 

でも正直、サンチェスのような気持ちになったり、その場面を目撃したことは人間誰しもあるはずだ。

  • ネットで商品を買って、『あれ、思ってたのと違った』
  • 交際相手と別れて、『あぁ、誤った選択をしてしまった』
  • 就職・転職して、『面接のときと話が違うじゃん』
  • 人生の壁にぶち当たって『あのときは最高だったな、あのときに戻りたいな』
  • もっとこうしとけば、あのとき頑張っておけば、ちゃんと忠告を聞いておけば…etc

 

人生なんていうのは、後悔の連続だし、サンチェスの気持ちはよく分かる。

もう、人生あるあるの域だ。

 

単純にマンチェスターユナイテッドの雰囲気に合わなかったのだろう。

クラブの雰囲気だけじゃなく、ヴェンゲルとモウリーニョの哲学の違いもあるだろう。

 

わかる。

外観が立派なホテルでも、内装がイマイチでガッカリしたり。

食べログの評価が高いからと勝手にハードルを上げて行ったら、想像を超えてこなかったり。

 

そういう経験は、たぶん多くの人間が持っている。

だから、サンチェスの気持ちもわかる。

 

でもやはり、世話になったクラブを退団早々にネガティブな言葉で染めるのは、関係のないアーセナルファンであってもモヤっとしてしまう。

まぁ、前口上でマンチェスターユナイテッドへの感謝を述べたようだが、インパクトのある部分しかSkysportsが記事にしていないのも原因だろう。

 

おわりに

そんなアレクシス・サンチェスも31歳になる。

プロフットボーラーとして、キャリアの後半に入っているわけで、とにかくインテルで頑張ってほしいものだ。

頼むから、後悔の念とかを見せないでほしい。

ちょっと悲しくなるから。

犬と触れ合って、笑顔の君が好きなんだよ。

 

 

今季から、ミキタリアンもローマに完全移籍したので、セリエAがちょっと楽しみ。

そういえば、ユヴェントスのラムジーは構想外を突きつけられたと報じられていたが、どうなったのだろう。

【契約解除の衝撃】ヘンリク・ミキタリアン、アーセナル退団

 

 

ひとまず、以上!